さて、前回のデジパのお話で、先輩が傷みすぎて短くなった話を覚えていますか？
切りたくないけど、傷みすぎて切った話。
髪の毛ってのは必ず減点法で傷んでいってしまいます。
ダメージしていない生えたての髪が100点。カラーやパーマをするとマイナス20点とか！
シャンプー0.1点アイロン2点とか、まあ仮の点数ですが、そういう具合に傷んでいきます。
美容業は髪をきれいに保つ仕事でありながら、ある程度は傷んでも希望のデザインも提供する仕事です。
そう、医者であり、デザイナーでもあるような。
今回の話を、整理すると、
長い＝傷みやすい
パーマやカラーを日ごろしている＝すでに傷んでいる
と考えると、長くてきれいにしたいんだけど、切りたくないのだから・・・
余計なことをせずに、必要な時に必要な部分の最低限できれいに見えるようにするのが大事。
どんなに傷まないをうたっているカラー剤もパーマ液も絶対少しは必ず傷む。
必要な部分のカラーをしつつ、必要な部分のパーマをあて、ダメなときは今の状態はこうだから、今日はしませんと断ることも美容師側には大事なのではないだろうか？
根元が伸びて気になってても必ず毛先まで塗って減点させなくても、黒い部分だけ染めて少しのワンポイントカラーだけでも十分すぎる仕上がりにできる場合もありますしね。
日ごろから髪の毛の手入れを楽にするために、髪の毛をなるべく減点しないようにしています。
こうなってからでは遅いので。
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2011/10/22 縮毛矯正
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