戦国武将の代表である、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康には共通点が!!!



戦国武将の代表 三人は、いずれも愛知県の生まれなのをご存知でしょうか!?

信長、秀吉は尾張出身!



家康は三河の生まれです。


そして、この地域は赤みそ文化圏なのです。

それだけでなく、実は江戸時代の大名の7割は愛知県、つまり赤みそ文化圏にゆかりがあるのだとか!

戦国武将たちの強さの秘密はみそにあるといいます。

どういうことなのでしょうか!?

名古屋の名物料理といえば、みそカツとみそ煮込みうどん。

これらに使われているのは、独特の赤い豆みそです。

赤みそは尾張名古屋の名産となっています!

だが、元はと言えば、赤みそは尾張名古屋ではなく、三河で誕生したのだとか。

三河は徳川家康のふるさとであり、勇猛果敢な三河武士たちを育てた地です。

赤みそは、この三河武士のソウルフード!

みそはもともと、飛鳥時代に中国から伝えられました。

当時のみそは、大豆と塩と水だけで作る豆みそなんだとか。

時代が経つと、大豆の発酵を早めるために、米こうじや麦こうじが加えられるようになったそう。



そして大豆を蒸して作る赤みそに対し、大豆をゆでて作るまろやかな白みそが考案されました。

しかし、三河では一貫して赤みそが作り続けられたのです!

大豆はやせた土地でもよく育つ!

それにはワケがあり、大豆の根には大気から窒素を取り込む根粒菌が共生しているからです!

窒素分の少ないやせた土地でも成長することができます。

こうした環境の厳しい土地だったからこそ強靭な三河武士が育ったのでは!

強豪たちを育てた赤みそ文化圏


三河出身の徳川家康をはじめ、尾張出身の織田信長と豊臣秀吉。

天下統一にかかわった三人の武将は、いずれも赤みそ文化圏出身!!!



赤みそ文化圏は、なぜ、このように優秀な人材を生み出したのだろうでしょうか!?

大豆だけで作る赤みそは、米こうじや麦こうじを加えて作るみそよりも栄養価が高いのか特徴。

大豆には、ストレス軽減効果のある神経伝達物質、セロトニンのもとになるトリプトファンが豊富に含まれています。

セロトニンは「しあわせ物質」と言われるほどで、気分が落ち着き前向きになって士気が高まる成分!

それだけではありません。

赤みそには、脳の機能を高めるレシチンや、疲労回復や免疫機能を強化する効果のあるアルギニンまでもが含まれています!

三河武士が赤みそに育てられたというのは、決して大げさな話ではないようですね!

コメとみその食事は完全食!

腹が減っては戦さができぬと言いますが、戦国時代の武士たちは、米を1日当たり5合食べていたそうなんだとか。

戦闘中ともなれば、米を1日1升(10合)食べたそうです。

エネルギー換算すると5200キロカロリーです。

コメは豊富な炭水化物を含む栄養価の高い食物です。

そして、みその原料である大豆はタンパク質を多く含んでいますね!

コメと大豆を合わせれば、3大栄養素である、炭水化物、タンパク質、脂質がバランスよく摂取できることに。

また、コメはアミノ酸の中でリジンだけが少ないが、大豆はこのリジンが豊富!

大豆はアミノ酸のメチオニンが不足していますが、米にはこのメチオニンが含まれています!

つまり、コメと大豆の組み合わせは、理想的な完全食なのです!

米とみそと野菜しか食べなかった、戦国武士たちが強かったのは、この米とみそを中心とした完全食があったからなのです!