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大阪で…

毎日新聞のHPより…



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風営法違反:騒音、クラブ摘発 無許可深夜営業--大阪・ミナミのアメリカ村


大阪府警に摘発されたクラブ前は、店内から出された客らで騒然とした(一部画像を処理しています)=大阪市中央区で2010年12月6日午前2時24分、森園道子撮影

クラブに入る大阪府警の捜査員=大阪市中央区で2010年12月6日午前2時7分、森園道子撮影
 ◇容疑で2店3人逮捕--大阪府警
 客にダンスをさせる飲食店を無許可で営業したとして、大阪府警は6日、大阪・ミナミのアメリカ村のクラブ「DONFLEX(ドンフレックス) lounge」と「CLUB AZURE(アズール)」の経営者、北村英剛容疑者(30)=京都市南区西九条東比永城町=ら3人を、風営法違反(無許可営業)の疑いで現行犯逮捕した。同日未明、この2店舗など関係先を家宅捜索した。アメリカ村では約20のクラブが営業しているが、騒音などの苦情が多く、府警は初めて摘発に乗り出した。【渋江千春】

 他は「DONFLEX」店長、萩尾公勇(きみお)(26)=堺市堺区七道東町=と「AZURE」店長、小阪智也(28)=大阪市大正区三軒家東1=の両容疑者。

 逮捕容疑は6日午前2時ごろ、風営法上の許可を取らず、設備を設けて客に踊らせたり飲食させる店を営業した、としている。萩尾容疑者は「許可が必要とは知らなかった」と否認しているが、他2人は認めているという。

 府警保安課によると、「AZURE」などの営業時間は午後10時から午前5時。摘発時、両店には計約250人の客がいた。

 クラブなど、ダンス設備を伴う飲食店を営業する場合、公安委員会からの風営法上の許可が必要で、深夜営業は制限される。アメリカ村は条例で午前1時まで。

 アメリカ村のクラブはすべて、客にダンスさせる店としての許可を取っておらず、府警は他の店の捜査も進める。

 ◇若者200人 住民の安眠妨害
 アメリカ村の中心「三角公園」の近くのビジネスホテル地下1階にある「AZURE」。6日午前2時ごろ、大阪府警の捜査員が踏み込んで間もなく、薄暗い店内が突然明るくなり、大音量の音楽が鳴りやんだ。約200人の客は、何が起きたか分からないまま、捜査員や店員に「閉店です」と促され次々と店外に。深夜のアメリカ村は騒然とした。

 兵庫県川西市の男性会社員(29)は「突然『閉店します』という声が聞こえた。有名な店なのに許可も取っていなかったのか」と状況がのみ込めない様子。大阪府枚方市の男子大学生(23)は「もう終電もない」と戸惑った。

 アメリカ村の住民は、クラブの深夜営業に安眠妨害されている。三角公園近くのマンションに住む不動産業の女性(69)は「ドンドンという重低音が一晩中鳴り響く」と話し、別の女性会社員(54)は「若者の怒声などがやかましくてたまらない」と憤った。【渋江千春、安藤龍朗】

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 ■ことば

 ◇クラブ
 飲食の提供とともに、大音量の音楽を流し、踊るスペースを供えた店舗。未成年者の入場を防ぐため、入り口で身分証明書を提示させる。入場料は2000~3000円が一般的。

 営業実態は、かつて流行したディスコと似ている。ディスコやクラブなど客が踊る場所を設けた店は、風営法上、深夜営業できない。クラブの多くは、深夜営業が認められた「飲食店」として風営法上の届け出をし、朝方まで開店。店側は「DJ(ディスクジョッキー)が参加したイベントを開催し、客が踊っているに過ぎず、違法ではない」との建前で営業している。大麻の取引現場になったり、周囲への騒音など、トラブルも少なくない。