―一幕最後の場、『雪』の振付を考える
Comme d'habitude いつものように
まず音楽を数えて(8づつカウントして書く。『雪』の初めは6づつ数えたよ)
曲の盛り上がりに合わせてフォーメーションや移動を考える。
小学6年生クラス(1c4)はまだテクニック的にもまだ正確性に欠け、
舞台上での立ち振る舞いが不十分
(袖に入るときの目線やレべランス(お辞儀)の呼吸の取り方、踊り以外のポーズの時の全身の感覚などなど)
なので、
6分間観客を魅せることは厳しいかな・・・と思って、
小学2年生クラス(1c1)と分担させることにしました。
でももうすぐトゥシューズを履くクラス
そして年度末5月にはCycle 1の最終学年試験で
ヴァリエーションを一曲一人で踊らなければならないので、
ジャンプとかピケ・ターンを円でやったり
ピケ・アラベスクを連続で入れたりなど
バレエのパをつなげて踊りのフレーズ(アンシェヌマン)を作りました。
ピケ・アラベスクからシャッセで下がりジュッテ・アントルラセとか
曲のテーマの、メロディーが歌われている部分が二回あったので
そこを1c1の小2クラスの出だしにしました。わかりやすいからね♬
―難点1。。。
二回目の歌のメロディーのところから
嵐のように音楽のフレーズが入ってくる。。。
数えにくい。。。振りを決めにくい。。。考えてみたけど無理。
そんな時は、ここは保留~とし、
振り写しの時に生徒たちに動いてもらって
ええい!
カウントに頼らず生徒たちの動きの流れに任せて
誤魔化す。。。
―難点2。。。
『雪』の振り付けは保留~としたところがもう一つ。
最後の雪たちがはけていくところね。
全員が渦巻のように舞台中心に集まってから
渦巻がほどけていくように列になってはけていくようにしたかったんだけど
1c1と1c4のレッスン日がずれているため
一緒に振り付けの練習ができない。
となると
二つのクラスの生徒たちをつなげて何かをすることが
実現しにくい。
「この日だけ何時に来てとか」言って合同練習の日を作っても
ほかのおけいこ事があってダメとか
親がその日は連れてこられないとかで
全員がそろうことはない(断言)
ので
各クラスの時間内でなんとかするように
結局は振り付けの構成をアレンジするしかない。。。
というわけで『雪』の最後も保留のまま新学期を迎えました
ニューヨークシティバレエのバランシン版の雪
ロイヤルバレエ版の雪