プロレスとはコンテクスト(=文脈)だと勝手に思っている。
読解しやすいコンテクストもあれば、難解なそれもあるだろう。
今週末5月18日(日)に迫ったユニオンプロレス後楽園ホール大会における
【三富政行vs冨永真一郎】
は非常に難解で、読むに苦労する文脈かもしれない。
読み解くきっかけがないかもしれない。
しかし、この文脈こそ多くの人に読み解いて欲しいし、ひいてはプロレスを知らない現代社会にもまれた若者、夢を忘れた大人に読み解いて欲しい。
それを強要するつもりはないし、今の自分にそこまで言える力があるわけでもない。
ただ、“想い”は強い。これは闘いなんだ。
この溢れんばかりの想いの原点に何があるのか。
このプロレスの試合にどんな意味が込められているのか。
身勝手かもしれないし、非常に主観的であるかもしれないが、
文脈を読み解いていただくためのきっかけとなれば…という願いを込めて筆を執りたい。
と、意気込んで煽ってみたものの、残念ながらこのカードに対するプロレス界の、団体の、大人たちの関心は皆無に近い。
それもそのはず。
プロレス界的に見たら
いち団体対抗戦であり、かつ『若手レスラーvs挫折した元エース候補』でしかないからだ。
そんなことは百も承知だ。
もしかしたら試合順もアンダーカードかもしれない。おそらくそうだろう。
プロレス界で注目されるには自分らにはあまりのもキャリアが足りない。実力も、努力も足りないかもしれない。
でもそんな反応とも闘いたい。
そしてそれ以上に闘いたいものがそこにはある。
▼ 原点と覚醒
冨永真一郎との闘いは4年前から始まっている。自分はそう思っている。
自分たちの出会いは紛れもない、『学生プロレス』
そしてこの学生プロレスが自分たちの人生は善くも悪くも狂わせた。
エロワードネゲロ(現・冨永真一郎)は自分が大学一年生の時の四年生。
彼は自分にカルチャーショックと感動を与えてくれた。
憧れの先輩だった。
2010年2月25日。
学生プロレスサミット2010。
後楽園ホールのメインイベント。
彼は燦然と輝いていた。太陽のようにリングを照らし、観客を魅了していた。
自分にとって彼はヒーローだった。
場外に向かってケブラーダを放ったエロワードネゲロの勇姿を、自分はセコンドとして、一番近くで見ていた。
その時の光景は今でもスローモーションのように脳裏に焼き付いているし、彼の闘う目に惚れた。
彼は覚えていないかもしれないが、興行後打ち上げに行くまでの道で自分にこんな言葉をかけてくれた。
「俺も自分が一年生の時はこんな試合を出来るとは思ってなかったよ。四年生の先輩は雲の上の存在だったし、自分がそんなステージに立てるとは思わなかった。だけど、一生懸命頑張れば、知らないうちにここまで来られるから。」
そんなような内容の言葉だった。
この日から私の生きるモチベーションが変わった。
学生生活における姿勢と気概が変わった。
「学生プロレスをもっと陽の目を浴びるカルチャーにしたい。」
「学生プロレス舐められない存在にしたい。」
そして、
「この世代を超えたい。」
自分はエロワードネゲロになれないことは分かっていた。
だけど、自分にしか出来ないやり方で突き進もうと確信した。
▼忘れもの
潮吹豪(現・三富政行)は四年間の学プロ人生を駆け抜けた。
この四年間があったから今の自分がある。
正直、「超えたい」とか、「勝ちたい」というモノの見方は陳腐に思えてきたのもたしかであった。
それは、自分たちが駆け抜けた四年間が
“青春です!”
と胸を張って言えるから。
これまでの歴史でなし得なかった学プロの形も、自分なりに残せたと思う。
そして仲間と素晴らしい興行をやり遂げ、かけがえのない時間を過ごしたことが自分にとってかけがえのない青春であった。
ただひとつ、忘れ物をしてしまったことは、今でも自分の歩みを止めている。
学生プロレスサミット2014。
後楽園ホールのメインイベント。
シングルマッチでのメインイベント。
個人的に、あの日憧れたエロワードネゲロと、間接的に勝負する唯一のチャンスであった。
直接闘うわけではないけれど、グリーンボーイだった自分があの日感じた感動を、自分自身で超えてみせるラストチャンスであった。
欠場。
潮吹豪の唯一の忘れ物は、
潮吹豪から卒業した三富政行が、今もどこかで探している。
もう手に入ることはない忘れ物を。
そして、忘れ物を忘れるために、なぜそこに忘れ物をしたかの答えを求めるために、
三富政行は今闘っている。
▼ 苦悩という名の共通体験
時間というのは虚しいくらいに早く過ぎていく。
そして人生も、時に虚しいくらいに激しく変化する。
激しさの中に覚える苦悩と挫折。
ご存知の方も多いかと思うが、自分は大学を卒業した後一旦、
博報堂という広告代理店に就職している。
そして現在は退職し、プロレスラーとしの道を歩んでいる。
このことについては過去のブログのエントリーを読んで頂きたい。
そこで感じた苦悩と挫折を綴っている。
ベクトルは違えど、人生の同じ時期に挫折を味わい、学生プロレスとプロレスの呪縛に捕われた人物が二人いる。
冨永真一郎と今成夢人だ。
人生とは不思議なもので、今この二人と対角のコーナーに立っている。
今成氏については別の機会に触れることとして、
自分は今、冨永真一郎の真意を問いたい。
正直、エロワードネゲロほどの輝きを、冨永真一郎は放っていない。
学生プロレス引退後、鳴り物入りでユニオンプロレスに入団。
世界的スーパースター、エルジェネリコを相手にプロデビューを果たしたことは、一部のプロレスファンなら知っているであろう。
まさに未来のエース、時代のスター。
しかし彼は挫折した。
プロというステージは彼の生きる、息をするステージではなかったのかもしれない。
果たして冨永真一郎の“本音”とは。“想い”とは。
彼は得てして自分のそれらを語らないし、語ろうとする姿勢をみせない。
ただ、その背中は常に悲しみを背負っているようにも見える。
悲しき背中を見せて放つムーンサルトプレスに、エロワードネゲロが魅せた背中の広さを感じない。
自分が勝手にシンパシーを感じているだけかもしれないが、そこに自分と似たサムシングを感じる。
だからこそ問いたい。知りたい。
あなたの想いを。
根本的に我々は違う人種であると思うし、志も違う人間である。
しかし、
学生プロレスで夢を見て、プロレスに人生を賭けてみて、ベクトルは違えど挫折と苦悩を味わった。
という共通体験は紛れもない事実。
それらを通じて
彼は強くなったのか?
何を求めてプロレスをしているのか?
彼にとってのプロレスとは?
知りたい。感じたい。
苦悩と挫折を乗り越えた先にある歓喜に、私は至ろうとしている。
さすれば彼はどこに向かっているのか。
プロというステージを放棄したその先に彼が見据えるものとは何なのか?
彼は今アマチュアなのか?プロなのか?
答えはリングの上で感じたい。
▼ 怒りと闘い
そもそもこの試合における多層的なテーマ、それぞれの持つバックボーンと社会的影響力に鈍感な“オトナ”が多いと思ってしまう。
いや、今の自分にそんなことを言う権利もないのだが。
ただ、自分が博報堂を辞め、あのブログのエントリーを書いた際に真っ先に反応を示してくれたのはテレビ局やメジャーな雑誌、個人で言えば常見陽平さんなどという言論界の文化人などであった。
つまり、少なからず社会的影響力の磁場がそこにあったということを社会的関心事であったことを証明している。
ところが、プロレス界でこの事実に反応を示してくれた方は高木三四郎社長とマッスル坂井さんという、所謂プロレスの外のプロレスを広めた方々であり、他はほぼ皆無といっても過言ではない。
プロレスの中でのプロレスをしている人にとって「博報堂?なにそれ?」状態だったのだろうか?
裏を返せば、社会的磁場への嗅覚を持ち合わせた人物がプロレス界にも、プロレスマスコミにもほとんどいないということを証明してしまっているのではないのだろうか。
大衆雑誌で特集記事を組まれる一方でプロレスマスコミの反応は皆無。
という事実に、自分の無力さと同時に虚しさも感じてしまった。
ちょっと言葉が過激になってしまった。
結局自分が生み出した自身の“特殊能力”はプロレス界の中では“いち若手”という概念に前には黙殺状態。
いや、機を見て自分も今は低空飛行を続けている。来るべきときに向けて。
今はプロレス界の中でこつこつと実力とキャリアを積んでいかなければならないことは、リングの上で身に染みて感じているからだ。
だからこそ闘っていかなければならない。
いろんなものと闘っていかなければならない。
そして証明していかなければならない。
▼ だからこそ
5月18日(日)vs冨永真一郎戦は自分にとって大一番なのだ。
多層的なテーマが混在するこの闘いに勝利したとき、その先に見える光景とは?
それは個人の物語の完結に過ぎないのか?
それは人に夢と希望を与えられるのか?
知りたい。
結局のところ、自分らはプロレスを愛してやまないし、プロレスに生きている。
というよりは、プロレスが自分らを生かしている。
青春なのだ、いつまでたっても。
だったらなぜ、冨永はプロのステージを放棄したのか?
プロレスで夢は見られないのか?
自分は信じ続ける。夢のありかを。
そしてもっと多くの人に見て欲しい、夢を。
現代社会にもまれた同世代の若者にも見て欲しいし、元同僚にも見て欲しい。
だから
今闘っている。
ずっと闘っていく。
全部、証明したい。
チケットのご用命は
m3103union@gmail.com
まで!!
~ゴールデンユニオン2014~
■日程
2014年5月18日(日)
開場:11:00 開始:12:00
■会場
東京・後楽園ホール
■チケット
スーパーシート・・・完売
特別リングサイド・・・5,000円
リングサイド・・・4,000円
自由席・・・3,000円
レディースシート・・・3,000円
○ユニオンプロレス認定シングル王座ユニオンMAX選手権試合 <王者>木高イサミ vs 佐藤光留<挑戦者>
○UWA世界タッグ選手権試合
<王者組>福田洋&MEN’Sテイオー vs 諸橋晴也&FUMA<挑戦者組>
○シングルマッチ
石川修司 vs 大家健
○シングルマッチ
三富政行 vs 冨永真一郎
○アイデアポケット提供試合 世界アイポケ級選手権試合
<王者>竜剛馬 vs スーパー・ササダンゴ・マシン<挑戦者>
○タッグマッチ
チェリー&男色ディーノ vs レディビアード&赤井沙希
○6人タッグマッチ
紫雷美央&風戸大智&河村知哉 vs SAGAT&円華&米山香織
読解しやすいコンテクストもあれば、難解なそれもあるだろう。
今週末5月18日(日)に迫ったユニオンプロレス後楽園ホール大会における
【三富政行vs冨永真一郎】
は非常に難解で、読むに苦労する文脈かもしれない。
読み解くきっかけがないかもしれない。
しかし、この文脈こそ多くの人に読み解いて欲しいし、ひいてはプロレスを知らない現代社会にもまれた若者、夢を忘れた大人に読み解いて欲しい。
それを強要するつもりはないし、今の自分にそこまで言える力があるわけでもない。
ただ、“想い”は強い。これは闘いなんだ。
この溢れんばかりの想いの原点に何があるのか。
このプロレスの試合にどんな意味が込められているのか。
身勝手かもしれないし、非常に主観的であるかもしれないが、
文脈を読み解いていただくためのきっかけとなれば…という願いを込めて筆を執りたい。
と、意気込んで煽ってみたものの、残念ながらこのカードに対するプロレス界の、団体の、大人たちの関心は皆無に近い。
それもそのはず。
プロレス界的に見たら
いち団体対抗戦であり、かつ『若手レスラーvs挫折した元エース候補』でしかないからだ。
そんなことは百も承知だ。
もしかしたら試合順もアンダーカードかもしれない。おそらくそうだろう。
プロレス界で注目されるには自分らにはあまりのもキャリアが足りない。実力も、努力も足りないかもしれない。
でもそんな反応とも闘いたい。
そしてそれ以上に闘いたいものがそこにはある。
▼ 原点と覚醒
冨永真一郎との闘いは4年前から始まっている。自分はそう思っている。
自分たちの出会いは紛れもない、『学生プロレス』
そしてこの学生プロレスが自分たちの人生は善くも悪くも狂わせた。
エロワードネゲロ(現・冨永真一郎)は自分が大学一年生の時の四年生。
彼は自分にカルチャーショックと感動を与えてくれた。
憧れの先輩だった。
2010年2月25日。
学生プロレスサミット2010。
後楽園ホールのメインイベント。
彼は燦然と輝いていた。太陽のようにリングを照らし、観客を魅了していた。
自分にとって彼はヒーローだった。
場外に向かってケブラーダを放ったエロワードネゲロの勇姿を、自分はセコンドとして、一番近くで見ていた。
その時の光景は今でもスローモーションのように脳裏に焼き付いているし、彼の闘う目に惚れた。
彼は覚えていないかもしれないが、興行後打ち上げに行くまでの道で自分にこんな言葉をかけてくれた。
「俺も自分が一年生の時はこんな試合を出来るとは思ってなかったよ。四年生の先輩は雲の上の存在だったし、自分がそんなステージに立てるとは思わなかった。だけど、一生懸命頑張れば、知らないうちにここまで来られるから。」
そんなような内容の言葉だった。
この日から私の生きるモチベーションが変わった。
学生生活における姿勢と気概が変わった。
「学生プロレスをもっと陽の目を浴びるカルチャーにしたい。」
「学生プロレス舐められない存在にしたい。」
そして、
「この世代を超えたい。」
自分はエロワードネゲロになれないことは分かっていた。
だけど、自分にしか出来ないやり方で突き進もうと確信した。
▼忘れもの
潮吹豪(現・三富政行)は四年間の学プロ人生を駆け抜けた。
この四年間があったから今の自分がある。
正直、「超えたい」とか、「勝ちたい」というモノの見方は陳腐に思えてきたのもたしかであった。
それは、自分たちが駆け抜けた四年間が
“青春です!”
と胸を張って言えるから。
これまでの歴史でなし得なかった学プロの形も、自分なりに残せたと思う。
そして仲間と素晴らしい興行をやり遂げ、かけがえのない時間を過ごしたことが自分にとってかけがえのない青春であった。
ただひとつ、忘れ物をしてしまったことは、今でも自分の歩みを止めている。
学生プロレスサミット2014。
後楽園ホールのメインイベント。
シングルマッチでのメインイベント。
個人的に、あの日憧れたエロワードネゲロと、間接的に勝負する唯一のチャンスであった。
直接闘うわけではないけれど、グリーンボーイだった自分があの日感じた感動を、自分自身で超えてみせるラストチャンスであった。
欠場。
潮吹豪の唯一の忘れ物は、
潮吹豪から卒業した三富政行が、今もどこかで探している。
もう手に入ることはない忘れ物を。
そして、忘れ物を忘れるために、なぜそこに忘れ物をしたかの答えを求めるために、
三富政行は今闘っている。
▼ 苦悩という名の共通体験
時間というのは虚しいくらいに早く過ぎていく。
そして人生も、時に虚しいくらいに激しく変化する。
激しさの中に覚える苦悩と挫折。
ご存知の方も多いかと思うが、自分は大学を卒業した後一旦、
博報堂という広告代理店に就職している。
そして現在は退職し、プロレスラーとしの道を歩んでいる。
このことについては過去のブログのエントリーを読んで頂きたい。
そこで感じた苦悩と挫折を綴っている。
ベクトルは違えど、人生の同じ時期に挫折を味わい、学生プロレスとプロレスの呪縛に捕われた人物が二人いる。
冨永真一郎と今成夢人だ。
人生とは不思議なもので、今この二人と対角のコーナーに立っている。
今成氏については別の機会に触れることとして、
自分は今、冨永真一郎の真意を問いたい。
正直、エロワードネゲロほどの輝きを、冨永真一郎は放っていない。
学生プロレス引退後、鳴り物入りでユニオンプロレスに入団。
世界的スーパースター、エルジェネリコを相手にプロデビューを果たしたことは、一部のプロレスファンなら知っているであろう。
まさに未来のエース、時代のスター。
しかし彼は挫折した。
プロというステージは彼の生きる、息をするステージではなかったのかもしれない。
果たして冨永真一郎の“本音”とは。“想い”とは。
彼は得てして自分のそれらを語らないし、語ろうとする姿勢をみせない。
ただ、その背中は常に悲しみを背負っているようにも見える。
悲しき背中を見せて放つムーンサルトプレスに、エロワードネゲロが魅せた背中の広さを感じない。
自分が勝手にシンパシーを感じているだけかもしれないが、そこに自分と似たサムシングを感じる。
だからこそ問いたい。知りたい。
あなたの想いを。
根本的に我々は違う人種であると思うし、志も違う人間である。
しかし、
学生プロレスで夢を見て、プロレスに人生を賭けてみて、ベクトルは違えど挫折と苦悩を味わった。
という共通体験は紛れもない事実。
それらを通じて
彼は強くなったのか?
何を求めてプロレスをしているのか?
彼にとってのプロレスとは?
知りたい。感じたい。
苦悩と挫折を乗り越えた先にある歓喜に、私は至ろうとしている。
さすれば彼はどこに向かっているのか。
プロというステージを放棄したその先に彼が見据えるものとは何なのか?
彼は今アマチュアなのか?プロなのか?
答えはリングの上で感じたい。
▼ 怒りと闘い
そもそもこの試合における多層的なテーマ、それぞれの持つバックボーンと社会的影響力に鈍感な“オトナ”が多いと思ってしまう。
いや、今の自分にそんなことを言う権利もないのだが。
ただ、自分が博報堂を辞め、あのブログのエントリーを書いた際に真っ先に反応を示してくれたのはテレビ局やメジャーな雑誌、個人で言えば常見陽平さんなどという言論界の文化人などであった。
つまり、少なからず社会的影響力の磁場がそこにあったということを社会的関心事であったことを証明している。
ところが、プロレス界でこの事実に反応を示してくれた方は高木三四郎社長とマッスル坂井さんという、所謂プロレスの外のプロレスを広めた方々であり、他はほぼ皆無といっても過言ではない。
プロレスの中でのプロレスをしている人にとって「博報堂?なにそれ?」状態だったのだろうか?
裏を返せば、社会的磁場への嗅覚を持ち合わせた人物がプロレス界にも、プロレスマスコミにもほとんどいないということを証明してしまっているのではないのだろうか。
大衆雑誌で特集記事を組まれる一方でプロレスマスコミの反応は皆無。
という事実に、自分の無力さと同時に虚しさも感じてしまった。
ちょっと言葉が過激になってしまった。
結局自分が生み出した自身の“特殊能力”はプロレス界の中では“いち若手”という概念に前には黙殺状態。
いや、機を見て自分も今は低空飛行を続けている。来るべきときに向けて。
今はプロレス界の中でこつこつと実力とキャリアを積んでいかなければならないことは、リングの上で身に染みて感じているからだ。
だからこそ闘っていかなければならない。
いろんなものと闘っていかなければならない。
そして証明していかなければならない。
▼ だからこそ
5月18日(日)vs冨永真一郎戦は自分にとって大一番なのだ。
多層的なテーマが混在するこの闘いに勝利したとき、その先に見える光景とは?
それは個人の物語の完結に過ぎないのか?
それは人に夢と希望を与えられるのか?
知りたい。
結局のところ、自分らはプロレスを愛してやまないし、プロレスに生きている。
というよりは、プロレスが自分らを生かしている。
青春なのだ、いつまでたっても。
だったらなぜ、冨永はプロのステージを放棄したのか?
プロレスで夢は見られないのか?
自分は信じ続ける。夢のありかを。
そしてもっと多くの人に見て欲しい、夢を。
現代社会にもまれた同世代の若者にも見て欲しいし、元同僚にも見て欲しい。
だから
今闘っている。
ずっと闘っていく。
全部、証明したい。
チケットのご用命は
m3103union@gmail.com
まで!!
~ゴールデンユニオン2014~
■日程
2014年5月18日(日)
開場:11:00 開始:12:00
■会場
東京・後楽園ホール
■チケット
スーパーシート・・・完売
特別リングサイド・・・5,000円
リングサイド・・・4,000円
自由席・・・3,000円
レディースシート・・・3,000円
○ユニオンプロレス認定シングル王座ユニオンMAX選手権試合 <王者>木高イサミ vs 佐藤光留<挑戦者>
○UWA世界タッグ選手権試合
<王者組>福田洋&MEN’Sテイオー vs 諸橋晴也&FUMA<挑戦者組>
○シングルマッチ
石川修司 vs 大家健
○シングルマッチ
三富政行 vs 冨永真一郎
○アイデアポケット提供試合 世界アイポケ級選手権試合
<王者>竜剛馬 vs スーパー・ササダンゴ・マシン<挑戦者>
○タッグマッチ
チェリー&男色ディーノ vs レディビアード&赤井沙希
○6人タッグマッチ
紫雷美央&風戸大智&河村知哉 vs SAGAT&円華&米山香織