進路


あふれる思いは力となり

光が君を照らし出すから


          嵐/ユメニカケル






『東大に行って、

それからはどうするの?』



『そこなんだよね…』




そんな言葉から始まった

高3の息子との進路の話。


先日、学校から案内がきていた📝

大学進学フェアみたいなものに、行ってきた

2年生だった去年も来たし

1年生の頃から息子の決めた第1志望は

東京大学·文学部だったので

今回も、このフェア🏫に

第1志望だけでなく

第2、第3志望大学も参加が無い事は

知っていたし

それでも、わざわざ電車に乗ってまで

来てみたのは



その事を聞いてみたかったから。




小さい頃から

「欲しいもの」と「別に欲しくないもの」

がハッキリしていた息子。

どんなに周りで流行っていて皆が持っていても

自分の気持ち☘️に触れないものには

全く欲しがらなかったし

逆に

入手困難であっても、高額であっても

手にしたい✨想いが湧けば

何とか手に入らないか、と努力を惜しまない。



今、通っている高校🏫がそうだった。

姉が通っていた学校で

小学生の頃から何度も来ていて

その

雰囲気、空気感を好んでいて

学校説明会に行って

説明者の話し方や学校方針に好感を持ち


いつも

いつも

控えめな息子が

『私立高校で費用がかかって申し訳ない』

けれど

『行きたい✨』

と、キラキラする表情で云うんだもの😊



世帯収入の低いひとり親だけども

全力で背中を押してあげたかった



私立単願制度で

ほぼ合格は確実な入試だったのに

奨学生制度を受けられないか?と

入試の行きの道まで

勉強していて。

合格したら、今度は

入学まで。春休みも、ずっと

勉強をしていて。



まさに。




あふれる思いは力となり

光が君を照らし出すから。



15歳の息子は

毎日毎日、毎時間毎時間、机に向かいながら

キラキラと光っていた✨




今は


それが、ない。





ずっと見てきた親だからわかる

『なんか違うな🤔』






 自問



相変わらず、楽しそうに勉強している

<好きなこと> を 

<している> んだな、と思う。

だから、


あんな感じの勉強スタイルで

関東近辺の国立大はだいたい安全圏が

出ているのも、わかる気がする。

もちろん、

本人は相当、相応の努力はしていて

その結果なのだと思うけれど



それより先の高い山🗻へ

駆け上がって👣行かない


『あぁ、東大に入って通ってる自分を想像しても

あまりワクワクしないんだろうな』

そんな感じがしていた



高校に入って最初の進路決定の時に

·自宅通学

·国公立

·文学部

だと「東大しかなかった(笑)」

と、言っていた息子。

「目指せない場所じゃない」と、云われ

学校全体に背中を押されえー?

そこを目標に定め

進んできたけれど、



この日、聞いた彼の描く将来。

そこには

『東大でなければ成らない』ことは

無くて



彼、曰く

こんなふうに言っていいのか、だけど

「正直、大学のレベルには本当に興味が無い」

んだって云う(笑)

笑ってしまったよ、彼らしくて😊



大学でやりたい専攻がある

それが4年間できるなら、正直

どの大学だっていい。


就きたい職業がある

それになぞった夢もある

ただ、

その夢を叶えるのに良い業種は

出身大学のレベルが重要、なんだ。と

だから

「より高い大学」を目指している。



と、今はそう云う感じかな🤔


そんな(立派な)ことを言っていた🍃




このまま努力を続ければ

東大に入れるかも知れない、おそらく

入れてしまうかもしれない。

だけど

自分はそこで4年間

「自分が心底満足する時間」を送れるのか

いや、

なんかそんな気はしない。



そんな事を問い続けていたのかな。







 ユメニカケル



Spotify🎧から聴こえてきた


嵐/ユメニカケル








あふれる思いは力となり

光が君を照らし出すから

喜びの歌を共に奏でよう

ここで解き放つyour soul


灯した光のもと夢の架け橋を

走り抜けるfaraway 

未来へ紡いでく思いは空へと

虹のゴールをくぐってその手にはきっと

掴むべきものがあるから

高鳴る鼓動が時間を刻む

誓った未来を諦めはしないさ



君の声を背中に願いを翼に

重ねてきた日々の向こう

笑顔が溢れる明日がある

新しい世界を確かめに行こうか




嵐 / ユメニカケル












嵐の曲🎧を聴いて育った息子に

嵐からの

応援歌♬が届く




「あふれる思い」が「力」になり

<光>が君を照らし出すから

その

灯した<光>のもと

夢の架け橋を

どこまでも走り抜けていって欲しい👑



「高鳴る鼓動」があるから

<虹のゴール>をくぐり

その手に掴むものが、在る✊

その

君の重ねてきた日々の向こうに



笑顔が溢れる明日がある🍃











ふと、見上げた目の前に

どこまでも続く初夏の空が在りました🌤️