無人島のディーバ







無人島のディーバ

무인도의디바


*画像はお借りしました




先週観ていたドラマ
Netflix / 無人島のディーバ

ディーバは確かイタリア語で《歌姫》。

配信前からずっと気になっていたドラマ
大好きなパク・ウンビン
子役時代からよく目にしていた彼女のドラマ
「当たり🎯」に決まってる(笑)

以前も
そう、思って観た
「ウヨンウ弁護士は天才肌」
「ブラームスは好きですか」も
期待以上のドラマだったし照れ

温めて
温めて
やっと観た「無人島のディーバ」




すごいな、これ 🌵


代役を使わず演じきった
パク・ウンビンの歌唱力も

ウンビン演じる《モクハ》の幼なじみと
彼の兄のブロマンスも素敵✨
*ちなみに
こちらの弟役のチェ・ジョンヒョプくん
1/23スタートの日本のドラマに出演します😊
二階堂ふみさんとのラブストーリおねがい
楽しみです



そして、このドラマ。

何かがあって無人島で生きることになった
少女が15年後、歌手を目指して
ソウルに上京してゆくー …

的な、
そんなストーリーなのかと思ったら
全然、違った🌴


ストーリーは

モクハがソウルでディーバ🎤になるまでの

サクセスストーリーと、

中学生の時に出会ったモクハとギホが

自分たちが受けてきた「児童虐待」との

決別までの話。との2本立てで進んでゆく。




始まりは、

ディーバを夢見ていたモクハが

オーディション用のMVの撮影を

当時、珍しくカメラと三脚を持っていたギホに

頼んだことから。


カメラ越しに観るモクハの姿に

恋をしたギホ。


「何も悩みなんてなさそうだな」

そう、言ったモクハに

自分と同じ虐待の痕跡を見付ける

そして、

警察官の父親の転勤で島に越してきたギホが

モクハを連れて島を脱出しようとー


そこへ

追ってきたモクハの父を止めようと殴られ

意識を失うギホ

その父から逃げようと海に飛び込んだモクハ


親の言葉を信じる大人たち。

誰からも守って貰えない15歳の二人が

必死に真実を抱きしめ生き延びようとする姿が


切なかった。



海に落ちたモクハの捜索は打ち切られ

松葉杖のギホは海を見つめ続ける



そこから 15年。



モクハは無人島の清掃活動に来ていた

ボランティアの青年に見付けるられ救助される







DV


このドラマのもうひとつのテーマは

「DV」だと思う

ドメスティックバイオレンス /

   / 家庭内の暴力。



見ていて苦しくなるほどに

自分と子供たちが過ごしてきた十数年前を

思い出した。


下の子が9歳の時に

行政の相談室へ始めて行った

そこで、

相談員の方に


「すぐに家を出ましょう!」

と、

言われた。


「ここに相談に来た方の中でいちばん危険性が高い。一番と言えるくらい酷いのよ」

と。

あなたとお子さんたちが受けているのは

ハラスメントではなくバイオレンスです

体に手を出さなくても

「メンタルバイオレンス」

/ DMV(ドメスティック メンタル バイオレンス)

だと、言っていた。



そこから2ヶ月半で

元旦那に気付かれないように、

実家にも頼らず、子供たちを連れて

家を出た🚚

今でも「凄かった!私✊」と思う



ドラマの中でモクハが

『あの日、ギホの部屋を訪ねて

島を出ようとした選択は、今でも

人生で最高の選択をだったと思う』と

笑顔でギホに伝えたように



私もあの日の選択が人生で最高の選択をしたと

今でも。

いや、

「今なら」そう想える。





話が逸れちゃったね🍃戻そう↩️



ドラマの中で

警察官のギホの父親が言う言葉

取る行動の全てが

別れた子供たちの父親と同じだった

「あぁ、脚本の素材になるほど彼の言動は

それの典型的なものだったんだ」

って、

客観的に思いながら


最後まで父親を赦さなかった

ギホと兄と母。と、そしてモクハ。

赦さないまま、新しい家族と幸せになってゆく

姿を見ながら




私の中でも、

何かが幕を下ろしたような気がした🔚








時代









世の中の不合理に虚しくなって

泣いて眠れない夜🌃があった


中島みゆき/工藤静香 の「時代」を

イヤホンで聴きながら眠る




あんな時代もあったねと

いつか話せる日がくるわ

こんな時代もあったねと

きっと笑って話せるわ

だから

今日は

くよくよしないで

今日の風に吹かれましょう


/時代




だから今日はくよくよしないで。



35年来のファンの工藤静香の声が

少し掠れて鼻に掛かった彼女の声が

語り掛けてくれる🎧️



人の心を苦しめて肥えていった蓄えで

経済的に困らない暮らしをしているのを

聞かされて。

そこから離れて必死に毎日を

小さな幸せを積み重ねて生きている私たちは

今日を生きる経済で精一杯悲しい




なにが正しくて

なにが間違ってるのか / 

わからなくなってしまった ☘️





そんな時、

二人の《ディーバ🎤》が救ってくれた

赦さなくていいんだ。と、

もう全て終わりにして

続いていた過去と決別する時が来たんだと。



そして、


今は倒れても

いつか また

生まれ変わって歩き出せるよ。


と。




いつか。




いつか / 언젠가 






언젠가 


やっとコピーでなく

ハングルのキーボード⌨️で文字が打てるところ

までやって来た✊

(合ってるよね?😲(笑))




オンジェンガ / いつか








ドラマの中でキーワードになっているセリフ


強く願えばかなう 意外な方法で



書き写したのはラストのモクハのセリフ🍃




一時の感情に惑わされず

つらくても諦めず

へこたれることなく

とことん耐え抜けばいつの日か

かなう日がくるんだ




今はまだ途中なのかもしれない


海を漂流したモクハが辿り着いたのは

無人島だったけど

そこは最終地点ではなく《途中》で

本当に辿り着く場所は

ギホのいるディーバの場所。


だったように🌿