JCL 広島トヨタ広島ロードレース 



JCLは開幕2連戦に参加出来ず、今回が初戦となった!
2週間前に開催された全日本選手権と同じコースの広島中央森林公園で、キナンとは最高に相性の良いコース!
今回のチームの目標はもちろん優勝!

スタートからハイペースでレースが進み、気が付くとエース級の選手だけの15名ほどが飛び出す形になった。
キナンはトマさん、畑中さん、兄、自分の4人。
ライバルチームの宇都宮ブリッツェンも4人
その他のチームもエース級ばかり。
このメンバーであれば逃げ切りは間違いないし、チームとしても最高の展開。

しかし、中盤に畑中さんが落車に巻き込まれてしまう。
キナンにとっては逃げに入っていた中で、唯一のスプリントのできる選手であったため、これはかなりダメージが大きい。
また、宇都宮ブリッツェンはスプリントのできる選手が2人と、登れる選手が2人で、キナンがかなり不利な展開になってしまった。
このまま宇都宮ブリッツェンが有利な状態でレースが進めば、キナンに勝ち目はないと判断し、自分がアシストに回ってチームが有利な状態を作ることに。

ラスト3周の三段坂とホームストレートの登りでペースを上げ、スプリンターの足を削りにかかる。
ラスト2周のアップダウン区間でアタックがかかり、宇都宮ブリッツェンのアベタカさんと小野寺と自分の3人が牽制。
この2人を先頭集団から落とせれば、チームにとって有利な状況を作ることが出来ると判断し、徹底的に付き位置を続ける。

そして、タイム差がしっかりと開いたことを確認し、三段坂でアタック。
この動きは、自分が後ろから1人で追走することで、先頭集団の2人がチームメイトが後ろから追って来ているという理由で、少しでも休める状況を作るため。
せこい走りをしているように思われるかもしれないが、これがチーム戦。

そして、最後は兄とトマさんで連携し、しっかりと勝利!
トマさんも3位!
しっかりとチーム一丸となっての勝利は最高に嬉しい!
でも勝ったのが兄なのは何か悔しい。笑

JCL 広島トヨタ広島クリテリウム 


チームの作戦はいつも通りアタックをして攻める。
そして、スプリントになれば中島さんの為にチームで牽引。

しかし今回は熱い展開になった。

序盤からアタックの打ち合いが続き、ハイペースでレースが進んだ。
集団に疲労が見え始めた中盤、決まりそうなタイミングで自らアタック。
すると、有力チームの逃げたい8人の逃げが決まった。
メンバーはかなり強力で、キナンからはトマさんと自分が入った。
メンバー全員が逃げ切りを目指していたことで、集団との差はどんどん開き、早い段階で逃げ切りを確信した。

しかし、問題はスプリントが苦手な自分とトマさんでどうやって勝利を掴むか。
もちろんアタックをして独走に持ち込むしかないがタイミングが難しい。

するとラスト5周のスプリントポイントでペースが上がり、トマさんがそのままアタックし、独走に持ち込む。
こうなると自分は先頭交代をパスして、足を休ませることができる。
10秒程のタイム差で逃げ続けるトマさんを、5人の選手がローテーションを回して追いかける。
おそらく1対5であれば、追いかけるのはそれほど辛くないはず。

しかし、追いかけるメンバーからすれば、早く追い付けばカウンターで自分がアタックするのは確実であるため、ギリギリまで追い付きたくない。
また5人で協力してローテーションを回している中でも、他の選手よりも休んで最後のスプリントに足を残したい。
そんな駆け引きをローテーションを回しているメンバーがしている中、自分は久しぶり緊張でドキドキしていた。
なぜなら、もしトマさんが追い付かれた場合、ここまで付き位置で休んでいた自分は、絶対に勝たなければならないからだ!笑

しかし、流石トマさん!
ゴールに向けて更にペースを上げ、逃げ切ってくれた!

自分は2位を目指して全力でもがいたが、5位でゴール。
トマさんの勝利が無かったら反省会になるところだった(^^;笑
もちろん改善する必要があるのに変わりはないが!

まとめ 


今回の2連戦はチーム一丸となれた上に、2勝という最高の成績を残すことが出来ました!
レースを走るごとにチームワークが良くなっているように感じています!
シーズン後半の初戦で良い流れを作ることが出来たので、このまま突っ走っていきます!
引き続き、応援宜しくお願いします!