先日あるサービスを退会しました。
退会の理由などの簡単なアンケートに答え、最後に「退会する」のボタンを押した時の画面がこちら。
ビクッとしました。退会の流れで読んだにも拘らずビクッとしてしまいました。そうです、"登録した時の文言"に見えるのです。
何がいけないのかを分析してみました。
一つ目。普通、ボタンを押したら結果が表示されます。そのため、結果だと思って「ご登録ありがとうございました」という文章を読み、「登録」したと誤解してしまったのではと考えられます。
二つ目。感謝の文言が良くない。もっと感謝だと分かりやすい文章を入れる。あと「登録」という言葉は紛らわしいので使用しない。
ということで、
【改修案】
これで退会したことも分かり、感謝も述べられていて良くなったかと思います。
余談。
「退会の遷移が分かりやすいサービスは好感が持てる。だがそれが分かるのが退会する時」というつぶやきを見たことがあります。すごくよく分かります。
大抵はどこのサービスも退会させたくなくて、奥深いところに設置してしまいがちです。実際に退会する時に、分かりにくすぎて不信感が大幅に増します(二度と使わないし、途中で諦めることはなく「絶対に退会してやる!」という気になる)。
以前何かのサービスで、「退会が簡単なので気軽にサービスを使ってみて」的な訴求を見ました。これうまくユーザーの心理をついているなと思いました。登録のハードルがかなり低くなるので、運営、企画の人は考えるべきだと思っています。