前回出てまいりました、大久野島！！
うさちゃん達が駆け回る素敵な島なんですが、昔あった事実とは…
高速バスに、俺1人かよ（笑）
実はこの島は、
「地図から消された島」
「毒ガス島」
などと呼ばれ、実は第一次世界大戦以降の化学兵器製造の実態を今に伝えている島なんです。
近年では 多数のウサギが生息することでも知られ、ウサギ島とも呼ばれています。
第一次世界大戦時に、陸軍が地理的な条件や秘匿の容易さなどから、大久野島を化学兵器の生産拠点に選び出しました。
しかし、化学兵器は1925年のジュネーブ議定書で戦争での使用が禁止されていたのですが、開発保有は合法だったのです。
しかし様々な事柄を想定し、毒ガス工場の存在は機密性から秘匿され、陸軍が発行した一般向け地図においても大久野島一帯は空白地域として扱われました。
日中戦争から第二次世界大戦中を通じ、主に中国大陸で使用する目的の化学兵器が生産されたほか、殺虫剤などの民生品もこの大久野島で生産されたんです。
当時は、地元の農民や漁民、勤労動員学生ら6500人が一定の養成期間を経て従事していたと言われています。
しかし最終的に、第二次世界大戦終期の1945年に、戦局の悪化により化学兵器の生産は縮小され、終戦後は政府などにより、施設解体や残された化学兵器の処分が、周辺海域への海洋投棄、火炎放射器による焼却、島内での地中処分といった方法で行われ、さらには除毒措置も施されました。
しかし処分は十分ではなく、現在でも島内地下4～5メートルの土壌で高濃度のヒ素が検出されるなど、いまだに負の遺産を受け継いでいます。
こうした歴史を繰り返してはいけない、風化させてはいけない、という地元住民の願いにより、「大久野島毒ガス資料館」という形にして後世に伝えていっているというわけなんです。
島は歩いて回れるんですが、当時の恐ろしさを伝える建物もまだ残っていました。
本当に戦争って恐ろしい。
決して、もうあってはならない事なんです。
皆さんもご存知のように、広島には他にはないような、戦時中の恐ろしさを伝えてくれるところがたくさんあります。
ただの「過去の事」として捉えるのではなく、「決して繰り返してはいけない過去」として、新しい世代の人にきちんと伝えていかなければならないと思います。
興味がある方も、ない方も、ぜひ1度広島に訪れてみて、その過去に、歴史に、触れてみて下さい(^-^)
先人達の残してくれた、今という「未来」が素晴らしいものであるということを体感出来るはずです(^-^)
「現在(いま)を生きる」
様々な境遇、環境に感謝して、明日も力強く、精一杯、生きていってやりましょう！！
帰りの空港からの高速バス、奇跡の一枚でお別れです♪( ´▽｀)
高速バスに、俺1人かよ（笑）
One Love☆
マサキ,
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