こんにちは!!

7月4日の記事で水中ドルフィン上達のコツをまとめてみましたが、今日はその中の

①蹴り上げ、蹴り下げの切り返しを早くし、キック一回にかかる時間を短くする

② 足先の振り幅を小さくする代わりに、股関節を大きく動かす

ことについて詳しく説明していきます。

水中ドルフィンキック中に一番水からの抵抗を受ける局面は、下の写真のような、蹴り上げきった時と蹴り下げきった時です。



なので、この2つの局面をいかに早く切り抜けるかが、抵抗の削減につながり、減速を抑えることにもつながります。

そのために僕が意識していることは、

最後まで蹴り下げきらない、蹴り上げきらない


ことです。


しかし、この意識だけだと、ただ足先だけを小さく振っている可愛い水中ドルフィンキックにしかならないので、実際には


蹴り下げの途中で股関節は蹴り上げの準備をする

蹴り上げの途中で股関節は蹴り下げの準備をする


ことが切り返しを早くするポイントになってきます。




これが出来るようになると、上の動画のように、切り返しのポイントで股関節の動きに引っ張られるようにして足先が素早く上下に動いてくれるようになります!


そして、股関節をしっかりと動かす意識を持つことで、水中ドルフィンキック上達のコツ②である 足先の振り幅を小さくする代わりに、股関節を大きく動かすことにつながっていきます。


更に、切り返しが早くなることによってキック一回にかかる時間が短くなることは言うまでもないですね。


実は、水中ドルフィンキックの動作研究では、キック一周期にかかる時間の短さが、水中ドルフィンキックの泳速度向上に強く関係しているという結果がたくさん出ています。


長くなってしまいましたので、上記の研究についての話は、次回の記事に書きますね!


今日のところはこの辺で!


それでは👋