masaki.b.dのブログ
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本当に大切な事は

ここ数現場、主催者所有のPA機材をお借りしての、
乗り込みでの現場がいくつか続きました。
思った事というか、アドバイスを少々。

最近は、PA機材が安くなってきた事もあり、
各主催者やバンドで、PA機材一式を所有する事も、
それほど珍しくなくなってきました。

確かに、毎年・毎回、同じようなセッティングを
機材丸ごと業者に発注をかけているよりも、
ある程度の機材を所有してしまうのも、
それはそれで、いい考えだと思います。
時には、レンタル機材が足りない事もありますが、
そんな心配も消えます。

ただ、イベント全体を動かす事も含めて、
「オペレートをする」というのは別次元になるので、
オペはプロに任せるのオススメします。
機材はあるので、体一つで乗り込んでもらえば、
結果的に、安くかつ、潤滑に事が進むと思います。
何よりトラブル対応などでは、雲泥の差が出ます。

中には、グラフィックEQまで所有されている方も
いらっしゃいますが、確かに欠かせない機材とは言え、
スピーカーのチューニングという技術は、
それなりのエンジニアに教えてもらいながら、
何十現場もこなしていかないと、身に付かないです。
僕も、これについては鍛錬の日々です。

というか、機材だとか音うんぬん以前に、
PAエンジニア・音響スタッフは、
仕込みの時点から、イベントを組み立て始めます。
時間通りに本番をスタートさせるのは大前提ですが、
出演バンドの構成を見て、転換の順番を踏まえて、
ケーブルの這わせ方・重なり方の順序を考慮したり、
滞りなく本番を行うために、全てを埋め込みます。
回線やマイクのプランニングなど、
特に、機材に制限があれば尚更、
臨機応変な対応が求められます。

そもそも、PAスタッフが配慮しているのは、
音だけではありません。
マイクセッティングや、ケーブルの這わせ方などで、
見苦しいところがないよう、見た目を配慮します。
ブームスタンドのマイクから垂れ下がるような、
だらしないケーブルなど、愚の骨頂。
バンドの演奏やビジュアルがカッコよくても、
本来、音を管理するPAが、ビジュアルを崩しては、
元も子もありません。

特に、僕みたいな青二才エンジニアだからこそ
「ステージの見た目だけでも」と思うわけです。

余分なケーブルをキッチリ巻き、スタンドの下に収める。
そのために、ケーブルの逆相巻きという技術も必要。
それぞれのブームスタンドの間接や角度も、
できる限り合わせるようにします。

「そんなトコ、見ている人は気にしないでしょ?」
と、思うかも知れませんが、直接意識はせずとも、
潜在的に、どこか感じているものなのです。

古いけど、どことなく清潔感を感じるお店。
新しいけど、だらしなさや不潔感を感じるお店。
それと一緒です。

少なくとも、ステージの配線やスタンドはだらしないけど、
音だけは良い、という現場には出くわした事がありません。
(稀に、汚いけど美味しい料理店はありますがw)
ケーブルもできるだけ、直線直角で這わせる事により、
本番中のトラブルも、潤滑に対応できるのです。

ステージをキレイに整える事も立派な技術であり、
これは経験などを問わず、誰でも教われば、
次の現場から生かす事ができる事です。

音作りなどの指先の作業は、その次の段階。
それでも、「潤滑に転換のできるステージ」を
作れるようになるには、やっぱり経験は必要ですが、
とにかく「お客さんを招き入れる場所」であり、
「アーティスト達が作品を披露する場」を
美しくセッティングする事。
こんな基本が、見落とされているお店や現場が、
実は、ものすごく多いのです。

音響の業界において、プロ用機材だけでなく、
「エンジニア」がいるという事はそういう事です。
音響だけでなく、何でもそうです。
ある程度の技術有りきで、機材が生きるのです。


んなわけで、「美しい会場作り」から、
スタートしてみてください。
意外と楽しいものですよ。
それだけでも、機材を買い揃えた意味は
生まれてくるはずです!

恐怖症。

最近、オケものの出演者が多いイベントは、
オペレートするのが、恐怖症ぎみです。

オケものというと、メインパートのない、
「マイナスワン」音源での演奏の事です。

持込音源をオケに歌う人の、PAをする時、
今までは、できるだけ出演者の要望に答えようと、
対応してきましたが、規定を設けさせて下さい。

サービス低下と思われても、やむを得えませんが、
持ち込まれる音源や、トラックシートの不備が多く、
対応しきれないというのが本音です。
それが故に自分がミスをしており、
結局アーティストさんに迷惑をかけています。

正式なアナウンスは、ホールのオーナーから、
ブッキングの際に説明させるようにしますが、
あくまでも、簡単な常識の範囲内の内容ですので、
読んでいる人は、うちのホール限らず、
どうか、下記の内容で配慮してあげてください。

1:オケCDは容量を超えない限り、1枚で。
2:曲順は、必ず本番どおりにしてください。
3:トラックシートは、白紙は使わず、ホール所定の用紙を使用するか、区切り線を使い、誰がどう見ても分かる台本にして下さい。
4:キッカケやタイミングが難しかったり、何カ所もある場合は、アーティスト側でDJなどを用意してください。


正直、いわゆるカラオケのような形式で、
出来上がった音源に、生歌でライブというのは、
オペをする上で、ものすごく難しい事なんです。
そりゃ、手を抜いたり、音質を気にしなければ、
ものすごく簡単かもしれませんが、
僕の感覚では、バンドより大変な時もあります。
理由は、あとで書きます。


まず、現状を説明します。
1アーティストが20~30分のステージで、
それなのに、持ち込まれるCDが複数枚。
再生する順番も、ランダム。
書きなぐりのトラックシート。
トラックシートに書いていないキッカケを
リハ中にいくつも伝えられる・・・など。
その合図を確認するために、リハ時間が押す。

特にオケものは、合図やタイミングによる
再生が基本となる場合が多いのですが、
音質・音量の本質的なオペレート以前に、
「再生係」としての時点でかなり大変です。
出演者も、バンドイベントより多くなるので、
これが5~6以上の出演者となると、
どれだけ、合図を気にすればいいの?
という状況になります。


次に、
なぜバンドよりオペが大変かという事。
まず、バンドだったらジャンルや楽器が、
全編通して、ほぼ一貫しているので、
音量やバランスが、極端には変わりません。
そして、うまく説明できないのですが、
目の前で演奏しているという事が、
何より大きな情報源で、難しい楽曲でも、
不思議と対応することができるのです。
何より、演奏者が自ら始め、
自ら終わってくれるので、
一番肝心の「曲の冒頭」で集中できます。

CDオケの場合。
プレーヤーのカウンターで気にしながら、
曲を終わりを待って、一時停止をします。
「曲終わり」だって、勝手に判断できません。
知らない曲だったら、曲終わりのギリギリに、
音が入っているかも知れないので、
次のトラックに進むギリギリまで止めれません。
停止したら、声のリバーブ(エコー)をオフり、
オケのチャンネルのフェーダーを一旦下げ、
次の曲の頭出しをして、スタンバイにし、
再度フェーダーを上げて、合図を待つわけです。
再生し、リバーブをオンにし、音を整えたら、
その間に、薄暗い中でトラックシートを読み、
次の曲のCDの曲順と、合図を確認し・・・。
と、意外と曲間の手間は多いわけで、
そこにCDの差し替え、曲順がランダムとか、
この曲は途中でフェードアウトとか、
ちょっとムリが生じてくるわけです。

曲が変わると、バンドではありえないほど、
全ての楽器や、音のミックスバランス、
時にはジャンルも大きく変わります。
そのオケに対して音量操作よりも、
イコライザーなどで、調整せねばなりません。

オリジナル曲を自分で録音したのか、
CDやレコードのボーカルレス音源なのか、
配信用カラオケのダビングなのかでも、
ま~ッたく音質・音量が違います。
確かにリハで簡単なチェックはしますが、
常にギリギリのリハスケジュールの中で、
時には10枚、3時間以上の音源を
全てを把握するのは不可能です。

さらに、バンドのボーカリストさんに比べ、
オケで歌うボーカリストさんの方が、
リハと本番で、声量が違う人が多いです。

バンドの場合は、楽器の音量があるので、
「返し(モニター)は足りない分」と、
基準となる相場があります。

オケは、自分の声量と要望で、
いくらでも調整が効いてしまいます。
本番で気合いが入ったのか、声が大きくなり、
オケの返しが小さいと言われる事も多く、
結局、リハのバランスが、生かせないので、
本番になって、さらに調整が必要になります。

ミックスバランスの話をすると、
オケに含まれているコーラスパートも、
実は、ライブのミックス環境では、
難しさの要因になります。
本人がコーラスも歌っている事が多く、
スピーカーの出音だけを聴いていると、
どこまでが、「今」歌っている声で、
どこからが「オケ」が歌っているのか、
つまり、何が「マイナスワン」なのかが、
区別がつかないのです。
ましてやメインパートが「オケ」で、
フェイクの方だけ「今」という場合、
聴き分けに集中すると、次の合図とか、
残り何秒かを気にしたりできません。
(ある意味、これが一番の難題かな^^;)


そして、持ち込まれるメディアについて。
複数の現場ですでに使ってきたであろう、
キズだらけのCD-Rがよく持ち込まれます。
大抵、ビニールのソフトケースです。

ただでさえ、CD-Rの信頼度は高くありません。
通常のパソコンのライティングソフトで、
「最速」設定で焼き込んだら、尚更です。
バックアップもなく、使い回しだったら、
せめてハードケースに入れてた方がいいです。
バンドのように、楽器のマイクがトラブッても、
どうにか演奏を続けるわけにはいかないので、
もっと、CD-Rにも配慮すると安心です。


最後に。
カラオケのオペレートだから、
簡単な事だと思われているのかも知れませんが、
曲順が、引きちぎったノートやチラシの切れ端に、
雑に書きなぐられているケースが非常に多いです。
バンド関係だと、滅多にこういう事はありません。
なんというか、ちょっと寂しくなります。
たぶん、音には出ていないと思いますが、
そのあたり僕も人間なので・・・お願いします。

そんなわけで、マイナスワン恐怖症です///orz

省エネって?

電力15%削減という事で、
省エネの話です。
某所に提供した文章の抜粋です。

特に、身近な範囲に絞ってますので、
興味があれば、読んでください。
ちょっと長いです。


各所取り組みが進んでいるようですが、
さしあたっては、照明や電球を変えるのが、
手っ取り早いでしょう。

僕が電気設計を行った下北沢ReGは、
ステージ照明のほとんどと、
事務所・バックヤード・楽屋・トイレなど、
蛍光灯を含めて、すべてLEDです。

こんな事業所ばっかりだったら、
15%どころか、もっと大きな削減になります。

最近、新しいローソンが、
店内照明を全てLED化していますが、
ランニングコストの削減にもなり、
廃電球も減り、イメージアップにもなり、
すごく理に適っていると思います。


個人的な意見ですが、
どんなに節電を心がけていても、
生活の中で「我慢」という節電方法は、
限界が来ると思います。

今までのライフスタイルを極力変えず、
効果が出る体制が、世代を問わず、
長期的で安定した効果を出すと思います。


特に、槍玉にあげられるのがエアコン。

エアコンのある生活で育ってきた僕らが、
いくら控えても、猛暑の中で、
どれだけ耐えられるでしょうか?

行き帰りの電車も節電で、暑い。
会社が節電で、暑い。
寄ったコンビニや本屋も、涼しくない。

で、帰宅後も暑い部屋で我慢できますか?
ましてや、体調を崩しませんか?

「せめて、今日くらいは、
 キーンと冷えた部屋で爆睡させてくれ」
ってなっちゃいませんか?

小さな子供や、体の弱いお年寄りに、
暑さや寒さを我慢というのは、
精神的にも、身体的にも、厳しいでしょう。

そう考えると、自宅、実家、会社の、
電化製品の在り方を考え直し、
リフレッシュ、リセットする事が大事では?
と思ってしまいます。


お金がかかる事なのですが、
本当に脱原発を叫ぶなら、
これも投資だと思うべきなのかな、と。

うちの会社がLED照明や電気設備など、
そういった関係の仕事をしているので、
感覚がそっち方面に行ってしまうのですが、
リアルに、そう思います。
特に、蛍光灯は電球のW数とは別に、
電源部のインバーターで、
電球と同じくらい消費しますので、
40Wの蛍光灯を点灯していると、
80W前後を消費しています。


ただ、個人宅で太陽光発電の導入は、
本当に、大きな節電につながるのでしょうか?

3kwの太陽光パネルを200万円で設置。
日本の寄棟の家屋では、
平均発電は、良くて2kwくらいでしょうか?
でも、発電のない夜になってから、
家族が帰宅し、照明が点き、
いろんな家電が使われはじめます。
昼は、自家消費があまりありません。

大きな屋根が、南向きにあり、
昼間の電力消費が大きな、
工場や学校・商業施設なら話は別です。

一般家庭や小さな事業所だったら、
単純に、10~15年以上前のエアコンや
冷蔵庫などを入れ替え、
照明をLED化していけば、
電力15%以上の削減できるのでは?
予算は太陽光パネルの数分の1。
季節や時間を問わず、効果は出ます。

継続かつ安定には、
こういう事が大事かなと。
その中で、さらに節電を心がければ、
効果はバツグンでしょう。

それにエアコンも、
いくら新しく省エネモデルでも、
現場下見や、知識・技術の無い業者が、
部屋の広さより低いスペックの機種を
平気で設置しているのも、
問題視されています。

部屋がいつになっても設定温度にならず、
エアコンは常にフル回転。
ユーザーは、
「よく動いてくれている」と勘違い。

エアコンの寿命も縮み、
電力消費も上がります。

こういう事に対して、取り締まっていくのも、
節電になるように思います。
今年は、何にしても「省エネモデル」
というのが、売りになるでしょう。

しかし、省エネ製品が、
省エネ機能を発揮するには、
結局、「人間」だったりします。

それと「安くて良い」LED照明・電球は、
今のところ、無いと言っていいです。
安い製品は、それなりです。
暗かったり、発熱したり、
色温度が高かったり(青っぽい光)。

ちなみにLED電球は、
点灯部分は発熱しませんが、
基板部分は、けっこう熱くなります。
電球で言うと、ソケットとか後ろの方。
ヒートシンクが付いてるモノもあるくらいです。
密閉型の器具や、埋め込み型の器具など、
使用環境によって、寿命が縮むので、
ご注意くだされ。


・・・ホント、長くなったな。

矛盾

この2つのニュースって、
同じようなニュースだけど、
実は、思いっきり矛盾してない?


東日本大震災の影響で県内の観光客が減っている状況を受けて、横内知事は26日、大手旅行代理店JTBの本社を訪れ、観光客の誘客を要請した。
http://www.ybs.jp/tv/wnews/news888834.html

東日本大震災で観光客が激減する中、県内のバス業界が26日、県に対し「旅行やイベントを計画通り実施するよう働き掛けてほしい」と要望した。
http://www.ybs.jp/tv/wnews/news888829.html


アホすぎるよ。
つまり、こういう事でしょ。

店主
「メニュー表の料理は出せませんし、
 特別おいしい料理もありませんが、
 うちの店に、客を呼んでください。」

飲み会幹事
「この前も予約入れておいたのに、
 料理を出さなかったは、お前だろ!
 ただでさえ、掴みどころのない店やぞ?
 特別美味しくなくてもいいから、
 レギュラーメニューくらいは出せや!」

と、まあ、
伝統行事でさえ、軒並み中止にしている県のトップが、
旅行会社に「観光客を誘致して」って頼んだところで、
「このじいさん、本気か?」ってところでしょ。
・・・恥ずかしい。
まずは、内輪から正していかないとね。

今日も連休中の行事が、
いくつも中止だってニュースが流れてたけど、
単純に、中止とかいう報道だけで、
連休前にモチベーション下がる。
山梨の片隅で、お祭りを中止にすると、
東北でなにかメリットが生まれるのか?

遠出する人が減っているのなら、
いつも以上に、地元の人たちが、
地元の催しに、足を運ぶ良い機会でもあるのに。

他の県もこんな感じなのかな?

Wavesのバグ

「Waves」といえば、泣く子もだまる、
世界的なオーディオプラグインのメーカー。
http://www.waves.com/

4月は20%オフということもあり、
いくつか単体でプラグインを買ったのだけど、
重大なバグが!!

といっても、プラグインそのもの動作でなく、
このWavesのサイトに、バグがありました。
ダウンロード購入する時は、要注意です!

サイトのlanguage(言語)設定を、
「Japanese」にして閲覧して、
そのまま商品をカートに追加すると、
別の商品が追加されるという超凡バグ。

おかげで、いらんプラグインのライセンスを
発行されてしまったわけです。

翻訳しながら英語でクレームを書き、
このライセンスのキャンセルと、
サイトのプログラムミスの確認を求めました。

とりあえず、先方も認めてくれて、
対応をしてくれる事になったのだけど、
まずは、「発行したライセンスを削除を」
とのことでした。

日本だったら、ひとまず、
「本来のものを納めてから回収します」だろ!
と思ったけど、
モメられるほどの言語力もないので、
大人しく応じることに。

おそらく、もう修正されていると思いますが、
DAWユーザーのみなさん、要注意です。
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