ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日行われたライフシフト塾卒業生の忘年会にて、非常に盛り上がったあるトピックについて今日はシェアしたいと思います。
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それはタイトルにあるとおり「ライフシフトの最終形態」といったお話なんですが、私の考えではライフシフトにも「段階」があると考えているんですね。
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それはいろんな本を読み進めることで「どうもこの辺が世の真理ではないか」という、ちょっとあやしげな感じがするものでもあるんですけど、１つ事例をあげるとすると「トランスパーソナル心理学」の考え方ですね。
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私はこの考え方をベストセラーとなった書籍「鏡の法則」の著者である心理カウンセラー：野口嘉則さんの講座で学んだのですが、トランスパーソナル心理学の考え方でいくと、人生には「プレ・パーソナル」「パーソナル」「トランス・パーソナル」の3段階があると言われているんですね。
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私なりの解釈ですと、「プレ・パーソナル」というのは「社会に適合して生きていく」という生き方ですね。いわゆる「他人軸・世間軸」に沿って生きていくという人生モードですけれども、これは決して「悪」というわけではありません。といいますか、全ての人はここから人生がスタートする感じですよね。他者に認められなければ仕事にならないですし、資本主義社会においてはそうやってお金を稼いでいかなければ生きていくことはできません。なので生き方モードにおける「Step1」という感じですね。
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そして「Step2」の生き方が「パーソナル」になるわけですが、これは「他人軸・世間軸」に合わせた生き方から脱して、「自分はこう生きたいんだ」という「自分軸」に沿って生きていくという人生モードです。
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この「自分軸」に基づいた人生モードというのはこれまで散々お伝えしてきているとおり、人生100年時代におけるライフシフトの根幹となる生き方であり、ライフシフト塾が目指しているのもこの人生モードへの転換です。
つまり、トランスパーソナル心理学の文脈でいうと、ライフシフト塾は「プレ・パーソナル段階」から「パーソナル段階」へのシフトを目指しているとも言えます。
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そして「Step3」の生き方が「トランス・パーソナル」です。これは「自我を超えていく」という人生モードですので、欲も執着もない生き方ですね。いわば悟りの境地とでもいいましょうか。常に欲とか、他者からの評価などに振りまわれている我々としては、なかなか想像しづらい人生モードです。
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この「トランス・パーソナル的な生き方」というのは似たようなことをいろんな方が仰っていまして、たとえば田坂広志さんが仰っている「運気を磨く」の考え方も、最終的に目指す姿は「心の奥底にあるネガティブな想念を浄化していくこと」ですのでこのトランス・パーソナルの考え方に近いですし、また天外伺朗さんが提唱されている「実存的変容」も抽象度を上げると同じことを言っているように思いますし、同じく由佐美加子さんが提唱されている「メンタルモデル」での「自己統合期」以降の段階も同じことを言っているのではないかと思っています。
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で、野口嘉則さん含めこの4名の共通点というのが、「ゴリゴリに論理を突き詰めていく姿勢がある」ということなんですね。平たく言うと、非常にロジカルな方々であるということです。なので、スピリチュアル系の方がふわっと言っているのではなく、論理的に追究していった結果、「どうも人生の真理はこういうことではないか？」という仮説を立てられているということなんですね。
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なので、どちらかというと物事をロジカルに追求したいと思っている私としても、にわかに信じがたい話ではありつつ、「自分よりもよほどロジカルな人たちが追究した結果、出た仮説だから」ということで「そうなんだろう」と思っているわけです。
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と、前置きが長くなりましたが、先日のライフシフト塾卒業生の忘年会で、ある卒業生の方がどうも「トランス・パーソナル」の人生モードにシフトしつつあるというお話をされていたんですね。この方がライフシフト塾を受講されたのは今から3年ほど前ですが、そこからご自身でいろいろ探求を進められ、今はその境地に至っていると。
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で、この「トランス・パーソナル」の状態には１つ特徴がありまして、田坂広志さんの言葉を借りますと「運気がよくなる」ということなんですね。自我が薄まり、欲に振り回されることもなくなり、心が静寂になっていくと、なぜか不思議なことにいろんなモノやコトが巡ってくると。
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これは面白いですよね。欲があるときというのは、心がそれに執着しているということなので、心の状態としては非常に乱れている。そして心が乱れていると、運気は巡ってこないと。一方で、欲を手放し、心がクリアになっていると、欲を持っていたときに欲しかったものがなぜか不思議とめぐってくると。でも、欲はなくなってきているので、それが巡ってきてもそんなに嬉しく感じるわけではないと 笑
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そんなふうに語られている「トランス・パーソナル」の人生モードなんですが、話を聞く感じではこの方もそんな状態になりつつあるんだなと感じました。ある意味、「プレ・パーソナルからパーソナルへ」のライフシフト第1段階を終らせ、「パーソナルからトランス・パーソナルへ」というライフシフトの第2段階に進まれた感じですね。
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じゃあ今の私はどうなのかというと、ライフシフトの第1段階には到達しているけれども、まだまだ欲にまみれ（笑）、自我に振り回されている状態ですので、「トランス・パーソナルという段階がある」ということは理解しつつも、先は遠いなぁという感覚です。
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忘年会のその場では、全員がライフシフト塾卒業生ということで、「プレ・パーソナルからパーソナルへ」という文脈は全員が理解できている状況だったこともあり、その先の「トランス・パーソナルとはどういう状態なのか」ということについて、非常に深い議論を交わすことができた楽しい時間となりました。
※結果的にお店に4時間くらいいました
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さて、来年はさらにトランス・パーソナルに進む人が現れるのか。
来年のライフシフト塾卒業生の忘年会が今から楽しみです😊
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今日も読んでいただきありがとうございます。
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◆ 80歳まで働くうえでキモとなること
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✅ ライフシフト塾が目指していること
◆「自分モード」の人生を生きる
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◆「お手軽」に流されず「行じていく」
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✅ ライフシフト塾の構成
◆【第1部】 ライフシフトの軸を定める
◆【第2部】 ライフシフトを実現するセルフコーチングの土台を築く
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【全編：1時間05分19秒】
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