ちょっと時間が経ってしまいましたが、ライフシフト塾・第6期、1人目の方が8/12よりスタートしました！
今回参加された方は、私の「人となり」をほとんど知らないという「実質初対面」の方でして、ライフシフト塾のホームページの内容をしっかり読み込まれたうえで、「これは今の自分に必要なことだ」と思い、参加を決めたとのことです。
これまでは参加の決め手が「服部という個人に対する信頼」というパターンが多かったのですが、今回は「コンテンツそのもの」に対する強い関心が決め手というおそらく初めてのパターンで、それはそれで非常にうれしく感じています。
といいますのが、ライフシフト塾のホームページは私としては「商品カタログ」のようなイメージで作っていまして、構成も「体系的に」「論理的に」「わかりやすく」を心がけて書いております。
「読んでいただければライフシフト塾の全てがわかる」という形で、おそらく冊子にしたら100頁以上のボリュームになると思いますが、その内容がしっかり伝わり、参加の決め手になったということは、しっかり読み手の皆さんにも届いていたんだなと感じることができ、嬉しく思いました。
さて、第6期のスタートに話を戻しますと、セッションの中で「普通の人生を送ってきまして」という話がありました。
この「普通の人生を送ってきた」という話、よくありますよね。
そこそこに大学を卒業して、そこそこの企業に就職して、これといった目立った実績を残したわけではないけど、これまでまじめに働いてきたといった、そんな話ですが、これはまさしく私の会社員時代を振り返ってみてもそんな感じでございました。
ただ、今回の受講生の方については転職を何度か実施されているので、そのためにトレーニングし、それが企業に評価されて転職されているという時点で「普通」ではないと私は思っていますが、本人は「普通」と仰っています 笑
で、ここで大事なのは、この「普通の人生」というのは、
『何を「判断軸」にして「普通」と言っているのか』
ということですね。
それは簡単に言いますと、今の社会でマジョリティになっている「評価軸」であり、もっと具体的にいうと
「今の社内で評価されるかどうか」
「今の転職市場で評価されるかどうか」
「今の社会でみんなから ”すごいですね！” と言われるかどうか」
といった評価軸です。
そして「これらの評価軸では特に大きく評価されることなく生きてきたこと」を「普通の人生」と呼んでいるんですね。
ただ、上記のような評価軸は多様な評価軸の中の１つでしかなく、「人生100年時代」「ライフシフト」という文脈においては
「自分の大切にする価値観と合致しているか」
「心の内側から沸き起こる小さなモチベーションと合致しているか」
といったことが評価軸になります。
そうなるとですね、多くの方々にとってこれまでの人生が「普通の人生」ではなくなってきます。
どういうことかといいますと、これまでの人生の解像度を上げていけば、上記のような「価値観と合致している行動」「小さなモチベーションと合致している行動」が少なからずあぶり出されてくるんですね。
つまり、みんな「普通の人生」ではなく、「オリジナルな心の反応」に基づいた「オリジナルの人生」を生きているんです。そしてそれをしっかりと自覚できると、それが「自分軸」「コア・コンセプト」となり、ライフシフトを実現していくためのカギになっていくんですね。
我々はついつい「今の社会的な評価軸」で自分の人生を捉えてしまうので、「普通の人生」を送ってきたと思い込んでしまいます。しかし、私からみれば、みなさんめちゃくちゃオリジナルな「心の反応」に基づいた「オリジナルな人生」を送ってきています。
そこをインタビューであぶり出していくのが私の仕事なのですが、今期もどんな「オリジナルな人生」が見えてくるのか、これからが楽しみです。
そして第6期の2人目の方も8/20にスタートしたのですが、これまたこれまでにないタイプの方にご参加いただいており、私自身もこれからどんな話をお聞きできるのかとても楽しみです。
どんな方が参加されているのか、もし言えるタイミングが来れば、可能な範囲でご紹介したいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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