こんばんは、ライフシフト塾の服部です。


これからも書籍や記事の紹介を中心に、ライフシフトに関係する情報についてもいろいろ発信していきたいと思いますので、関心のある方は引き続きフォローしていただけると嬉しいです。


さて今回は、ライフシフト塾ど真ん中のテーマを扱っている本のご紹介です。
もう少し詳しくいいますと、大企業に勤める50代のサラリーマン向けに書かれたライフシフトの指南本ですね。






全体を通しての感想は、私がこれまでずっとお伝えしていることと「ほぼ同じだな」という感じでした(笑)


なので、私が常日頃からお伝えしている内容と比べて特に目新しい情報があるわけではないですが、特に大企業に勤めるサラリーマンのライフシフトに関して非常にわかりやすくコンパクトにまとめられていますので、今一度全体像を押さえたい方にはオススメの本だと思います。


ということで今回は全体の話に触れるというよりも、私にとって印象的だった部分についていくつかご紹介したいと思います。


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▼親の資産も含めた総力戦で臨む
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これはですね、年収200万時代と言われる時代に突入している中で、どのようなマインドで人生100年時代のライフシフトに臨むべきかということですね。


大企業に勤めるサラリーマンの50代の方となると年収も700万以上とか、多い人では1000万円を超える領域に達しているわけですが、その金額はかつての年功序列の名残のようなもので「若いときに給料を押さえられていた分、年輩になったときに上積みされている金額」なんですね。だから労働市場における「市場価格」ではないわけです。


だから50代で転職するとなった際、よほどのハイパフォーマーでない限り、年収は大幅ダウンする可能性が高いわけですね。


で、そういう現実を前にどういうマインドで生きていくべきかということなんですけれども、「今の年収を維持しないと生きていけない」という生活を送るのではなく、年収が下がっても生きていけるように生活を見直すことが大事になります。


本当にそれだけのコストが必要なのか?生きていくためにどれだけ生活コストを下げられるのか、一度真剣に考えて実践することができれば、年収ダウンを伴う転職も可能になってくるんですね。
で、その際に大事になってくる考え方としてこの本で紹介されているのが、自分たちの資産だけでなく、親の資産も含めたトータルの資産で考えるということです。


「親の資産をアテにするのは、、、」という思いもあるかもしれませんが、そんな想いを抱く必要はない、というのがこの著者さんの意見です。


といいますのも今の時代は我々の親世代とは違って、失われた30年による経済停滞と超少子高齢化による社会保障負担増により、多くの人にとって資産を積み上げにくい時代になっています。なので「経済成長により資産を積み上げやすかった親世代と合算してトータルで資産を考えるというのが合理的ですよね?」「だから世代間で力を合わせて総力戦で臨みましょう」というのがこの本の考え方なんですね。


稼ぐ力を攻撃力とするならば、このようなお金を余計に減らさない力である「守備力も高めましょう」というこのメッセージ、これは本当にこれから大事になってくるよなーと私も感じました。


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▼「健康」「友達」「希望」があれば大丈夫
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これもライフシフトに臨むマインドの話ですけれども、「しっかり準備をしたうえで楽観」というマインドで臨みましょうということです。


そして「楽観」のためにとても大事になってくるのが、「健康」「友達」「希望」であると、著者は言っています。


転職でも起業でも、どんなに準備をしても想定外のことは起こるし、失敗や挫折もある。でも起業の経験者である著者がいうには、「この3つがあればなんとかなる」ということで、「人生後半戦に必須の3条件」と断言しています。


これは書籍「ライフシフト」でいうところの活力資産に該当する部分ともいえますが、健康が大事なことは大前提として、私が特に大事だと思うのは「友達」ですね。それも「活力資産」としての友達と、「変身資産」としての友達の両方です。


「活力資産」の友達は文字通り自分にPowerを与えてくれる存在ですが、一方でゆるいつながりである「変身資産」の友人も、そういう人たちを多くつながっていれば、「なんとかなるんじゃないか?」という楽観が生まれ、それが「希望」につながります。


そういう意味で、改めて「友達」の重要性を認識しましたので、私自身も人の繋がりはこれから一層大切にしていきたいと思います。


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▼福業のススメ
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この本では、50代のうちから今の会社に勤めながら、社内外で様々なチャレンジを重ねていくことでライフシフトの準備をしていきましょう、ということが書かれているわけですが、社外でのチャレンジにおける「福業」というキーワードも印象に残りました。


小遣い稼ぎや副収入を目的とした「副業」ではなく

様々な会社や仕事を兼業する「複業」でもなく

自分の強みを必要とされる場が多数あって、働き甲斐や幸福を感じられる「福業」

これを目指すことが、ミドル・シニアには必要だというメッセージですね。


これはまさしく、私がライフシフト塾を通じて目指していることそのものです。


自分の大切にする価値観であるコア・コンセプトを見つけ、そのコア・コンセプトに即した形で様々なチャレンジをしながらライフシフトの準備を進めていきましょう、というのが私がいつも主張していることですが、それを一言で表現したものがこの本でいう「福業に取り組んでいきましょう」ということですね。


「副業」でもなく、「複業」でもなく、「福業」。


このワードはこれから私も活用させていただきたいと思いました!




以上、この本からいただいた私なりの気づきを書いてみましたが、ここまで読まれた50代のサラリーマンのみなさん、お伝えした内容の中で気になった箇所がありましたでしょうか?


もし1つでもあったのなら、この本を手に取っていただければと思います(・∀・)




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今日も読んでいただきありがとうございます。​



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