053. COLT BISLEY FLATTOP LONDON MODEL (Vol.6)
前回のブログでBISLEYはイギリスのナショナル・シューティング・センターから名前をとったと書きましたが、今回のモデルはまさにその大会用に開発されたモデルで生産は1894年ということです。このモデルが最初に造られたBISLEY MODELなのか、こちらが後から造られたのかはいまいちよくわかりません。
名前の元となったフラット・トップ。リアサイトはSAAのノッチ・タイプよりはしっかりしていますが、現代の上下左右調整可能タイプを見慣れた目にはかなり華奢に感じますね。
ロンドン・モデル特有のバレル上部の刻印。
使用カートリッジは.455ELEY。
フロント・サイトもターゲット仕様。
.455ELEYはイギリスのウェブリーのもののようなのでこの画像で使ったカートケースのものであっているような気がします。
4巡目までに紹介していた段階では通常のビズレイと共通のプラグリップを装着したものをアップしていたのですが、やはり別物感をだしたいと思ったので、自作で木グリを造ってみました。
造った後にオークションでこのハドソンのビズレイ用の木グリをみつけたのですが、出来は全然そちらの方がきれいだったのですがやはり自作は愛着がわくのでこのまま行くことにしました。
ケースはいつものように画材箱。大きさは一番オーソドックなタイプですがトップの木目はかなりきれいでガンケースとして十分見栄えがする感じです。
紫色のベロア。両面テープの乗りもよく扱いやすい素材でした。
以上ビズレイのフラット・トップ・ターゲット。ロンドン・モデルでした。
次回はライトニングです。