045. COLT S.A.A. NIKKEL MODEL (Vol.3)

 

 

                

 

 

 

 コルト社はS.A.A.の時代から各種のメッキモデルを制作してきました。プレゼンーテーション用のシルバー・メッキのものや今回紹介のニッケルメッキ・モデルなど・・・仕上げの美しいスティール・モデルも経年変化による退色や錆の発生など手入れもなかなか面倒なものだと思われます。さびにくく強度もたしかなステンレスの登場はまだまだ先なのでメッキによる保護は意味のある選択だったのではないでしょうか。

 

 

 今回紹介するモデルはランパント・クラシックさんのセカンド・ジェネレーション・モデルのニッケル仕上げ版です。ランパントさんのS.A.A.の評判の良さは各所から聞こえてきていたので僕もぜひ欲しいとは前からおもっていたのですが、このコレクションを始める段階で、ナンバリングした機種すべてがそろうまでは同一機種の同一仕上げモデルは基本的には買わないようにしてきました。今回はちょうどニッケル・モデルがオークションに出てきたので迷わず買ってしまいました。

 

昔のモデルガンを知っている方ならわかると思いますが、メッキモデルは仕上げの直しが効かないのが弱点でうっすらのこるパーティング・ラインなどに何度か泣かされた記憶があります。

その点このランパントさんの作品は完璧ですね。仕上げなおしをする必要などまったく感じませんでした。

 

 

 

 

                  

 

 ABS部はもちろん金属部分もすべて磨き上げられてからのメッキ処理なので重さ以外はまったく実銃と見分けが付かないのではないでしょうか。購入時にはきれいな象牙調のワンピースグリップが付いていましたが個人的好みでコルト純正のイーグルグリップに換えさせていただきました。そして今回は奮発して7 1/2インチ用のCMC製のガンベルトも一緒に購入したのでそちらも味わっていただきます。

 


 

 

       

 

       

 

 バレル上部と左サイドの刻印。どちらも美しい。ただメッキ・モデルは反射が強いので実物の美しさがうまく伝わりません(泣)

 

 

 

        

 

 セカンド・ジェネレーションの特徴としてトリガーガードの形状があります。ファースト・モデルはトリガーに近い後ろの部分が少し広がっていますね。トリガーの位置も正確に再現されています。あとこのランパントさんの素晴らしいところは各ネジ類のエッジの効き方です。はっきりは断言できませんがおそらく削り出しなのではないでしょうか。亜鉛のロストワックスではこの感じは出せない気がするので・・・

 

 

 

         

 

 もちろんハンマーも完璧に美しいです。ピカピカに磨き上げられた上部には美しいブルーイングされていて、サイドは鏡面仕上げ。ここを見ているだけで作り手の真摯さがビンビン伝わってきます。

 

 

       

 

 外装はレザー調のペーパーボックスには45カートの空箱と掃除用のブラシが・・・上蓋の印刷非常にかっこいい。もちろんコルト社の認定商品です。

 

 

      

 

 1000丁限定の証明書。0119SAがこのモデルのナンバーで、もちろん本体にも同一のシリアル・ナンバーが打たれています。

 

 

      

 

 左はコルト社の公認書。真ん中は実銃そっくりの取り扱い説明書。そして右側はなんとセカンドジェネレーション専用の小冊子・・・まだ全部読んでいませんがすごく詳しく書かれているみたいです。

 

 

        

 

                     中身をチラ見せ^^。

 

 

        

 

 そして今回の助演男優賞はこちらのホルスター。めちゃくちゃ仕上げの綺麗な彫刻入り。

 

 

 

        

 

              ダミーカートもいっぱいついておりました。

 

 

 

 以上S.A.A.のセカンド・ジェネレーション。7 1/2インチ・ニッケル・モデルでした。

 

 

 

 

      

 

 

 

 

045はS.A.A.のエングレーブ・モデルを予定していますが、こちらは未購入なので次回はバントライン。前から欲しかったスケルトン・ストックをようやく購入したので、それに合わせて専用の木製ケースを造りました。