095. COLT KINGCOBRA 2.5inch (Vol.5)

 

 

                     

 

 1986年コルトが発表した新しいリボルバーがキングコブラです。それまでのMkⅢを一新した形でMk Vと呼ばれのちにVフレームといわれるようになるモデルで、比較的安価でステンレススチールモデルのみの登場でした。バレルはパイソンのように銃口近くまでリブ付きで(ベンチレーテッドではなかったですが・・)バレル下部のシュラウドも銃口下まで延ばされています。グリップはパックマイヤー製のグリッパーと呼ばれるラバーグリップが標準装備されその分価格は抑えられました。

 

 

 モデルガンはKSC製でHW材でマットブラック仕上げ。グリップは本物のパックマイヤー製グリッパーがついていました。完全実寸で再現されたこの機種は当時のモデルガンファンを魅了したものです。

 

 今回登場の2.5インチも実銃同様ラバーグリップが標準装備で販売されていましたが、コルト社からグリップサイズ用の木製が販売されていて、このサイズにはこちらの方がしっくりくるので僕も付け替えてみました(今回はコルトの純正が手に入ったので、そちらを)さすがに、完全実寸のフレームですので、まったく加工なしでぴったり付いてくれました。

 

 

         

 

 参考までにラバーグリップ装着例です・・・KSCさんの標準装備はパックマイヤーの別売りタイプの実物なので、メダリオンはパックマイヤーのものなのですが、コルトの販売時にはコルト・グリッパーと呼ばれるランパントのメダリオンを付けたものがついていたはずなのでメダリオンのみ付け替えて再現してみました。

 

                  

          これがもともとKSCさんキングコブラについていたグリップです。

 

 

 実銃はハンマーもトリガーもブラスト仕上げのブルーの感じなのですが、実はこのモデル最初本体をブルーイングしてヨークとの色合いの違いから、スプレー塗装に変更したといういきさつがあり、その時点で一度ハンマーのみリブルーしてしまったので画像のように艶ありのブルーになってしまっています(もし、ハンマーのみ販売時のブラストっぽいものがパーツで出てきたら買って付け替えるかもしれません)。

 

 

         

         

 

 フレーム・サイズの純正木グリ。これまでのコルトリボルバーに比べて若干華奢な感じがしますが、まあきれいだと思います。

 

 

         

         

 

                 バレルの刻印は右も左も見事ですね。

 

 

         

 

 前にも書きましたが、キングコブラの2.5インチにこの木グリを付けたシルエットって、やっぱりS&WのM19の2.5インチを思い出してしまいますね~~(笑)

 

 

         

 

 キングコブラ発表時期ぐらいからのコルト社の実銃はたぶん時々見かける青いプラスチック製の専用ケース入りが標準だと思うので、もしネットオークションなどで落札出来たら入れ替えようとは思いますが、今はとりあえずの形として木製ケースに収めてあります。

 

 

 

 

 

               以上キングコブラの2.5インチでした。

 

 

 

 

 

             

 

 

 096はキングコブラの4インチ097は6インチを予定していますがどちらも未購入なので次回は098のステンレスモデルに行きたいと思います。