042. COLT S.A.A. 5 1/2 INCH (Vol.3)

 

 

                 

 

 シングル・アクション・アーミーの第2弾は5 1/2インチモデルです。実銃については細かく触れませんがコルト社の正式名称はMODEL 1873ということになります。

 

 コルト社のリボルバーの黎明期のパーカッションものやこのS.A.A.などの仕上げの特徴としてフレーム部分のケース・ハードゥンがあげられますが。コルトのムック本などにはその美しいケース・ハードゥン仕上げにまざって全体がスティールの地肌が出てきてしまったような外観のものも時々見られます。僕はそれらの荒々しい見た目も結構好きだったりします。

 

 それをモデルガンでもなんとか 再現できないかと塗装などで何回かチャレンジしてみるのですが上手くいったためしがありません。そんな中ヤフオクで見つけたのが今回の古美装仕上げなるカスタムです。まずトップ画像で見ていただければわかるように、ものすごくリアルで驚かされました。個人製作で販売されているようで、どうやら塗装による仕上げのようなのですが現物を手に取っても塗装独特の安っぽさが全くなくどう見ても金属部との見分けがつきません。

 

                 

 

 本来こちらをトップ画像にするつもりだったのですが、毎回全体像ばかりだとサムネが似通ってきてしまうので、今回はあえてアップでせめてみました。ちなみにモデルガンはHWSさんのHW製で、グリップは購入後に替えさせていただきました(もともとはオリジナルのままのフェイク・パールでした)。使い込むことで艶の増してゆくワンピースタイプの木グリも大好きなのですがこちらのランパントとイーグルの組み合わせのタイプもかなり好きなのです(コルトの純正ではありませんがよい出来だと思います)。

 

 

    それでは仕上げの見事さを確認していただくために各部をみていきましょう。

 

                  

 

               これが塗装だって信じられますか?

 

                  

 

                    僕には信じられません。

 

 

                  

 

                    このスティール感たるや。

 

                  

 

              ヘアラインや後部の傷もわざとかもしれません。

 

 

                  

 

逆に亜鉛部の方がスティール感が薄く見えます。もちろん違和感はまったくありませんが・・

 

                  

 

 本体の見事さに負けないように美しいホルスターをオークションで探してみました。ウェイランド・イシカワさんという個人製作者さんのクロスドロウ・ホルスター。仕上げもきれいですが何しろ深みのある飴色の艶がめちゃくちゃ渋いです。実際にベルトにつけて装着するときには下部の革ひもはほどいて太ももに結ぶのでしょうが、この裏表でゼブラ状にまとめた状態をほどくのは気が引けてしまいますね。

 

 

 リボルバー編の次に予定しているS.A.A.の7 1/2インチと一緒に木製ケースに収めてあるのでケースに関してはその時改めて触れることにします。

 

 

 

 

 

 

                  

 

 

             以上S.A.A.の5 1/2インチモデルでした。

 

 

 

 

 

             次回はS.A.A.の7 1/2インチモデルです。