一部では超有名な京都の老舗洋食店…うん、間違っていないよな?「高級」ではない普通の洋食屋さん。
店もご主人もかなりの年季が入っており、思わず「明日もこのお店、ちゃんと在るかいな…?」などと失礼なことを考えてしまいそうな、洋食やさん。
その名は「コロナ」。
まもなく閉店する京都河原町阪急の南側、その路地にひっそりと御座います。
パッと見、なんでもないような小汚い古い街の洋食屋さん。
この店を一部の人達の間で有名にしているのが、卵サンドなんです。
特別高くも安くもない、普通の卵サンド。
が、普通でないところが一つあるんです。
卵…いったいいくつ使ったよ、ご主人?
卵サンドは「パンの間に卵を挟んだもの」だと私は認識していたが、これでは「卵焼きを手づかみで食べたかったので、手が汚れないようにパンをお使いください」みたいになっている。
主従逆転。
完全卵優位。
しかし、これがパンに塗ってあるソースと相まってなかなか美味しい!
ボリュームありげなのに、結構ストンとお腹に収まってしまった。
価格<満足度 な一品です。
卵サンドだけでは足りんかな、と思って同時に頼んでいたのがハンバーグ。
完全に目玉焼きの下にかくれんぼなさっています。
ハンバーグは分厚くなく平たいめ(火の通りがいいから早く出せるようにかな?)、余りこねすぎないザックリとした肉肉しいもの。
私はこねすぎたハンバーグが余り好きではないので、ありがたかった。
ソースはやや甘い目。
これを目玉焼きを突き崩して、君にハンバーグを絡めつつ…うまー。
そして先ほどの卵サンドもこの甘い目ソースにつけて食べるとまたこれが美味かった!
大満足。
この一食で卵5~6個くらい食べた気がする。
前世はきっと蛇だったと信じれるほど卵好きな私もさすがに満足させていただきました。
こちらのお店、お昼は営業して無くて夕方5時からの営業です。
お昼や合いの時間にちょっとサンドイッチでもつまもうかというわけにも行かないのが残念ですが、ドデカ卵サンドイッチを食べたい方は是非夕方からお出かけくださいませ。