前回の続きはこちら。

第168号【インドの洗礼ーデング熱との死闘④ーまずは敵を知る】
http://ameblo.jp/masakazu4649/entry-12185221398.html



【4日目・5日目】

前回話したように、デング熱について調べたので、安静にしていて、

自分の治癒能力を高めればどうにかなる、と思っていました。


というのも、自己治癒能力と精神的な強さには、かなり自信があったので、

すぐに治ると信じていました。


しかし、こんな根性論が全く使い物にならないことがわかりました。


自分の中では、順調に回復に向かっていると思っていましたが、

期待とは裏腹に、血小板の数値は順調に下がっていきます。



現実は厳しい、、、



【6日目】

電話が病院からかかってきました。

担当医師が話があるとのことです。

恐る恐るかけてみると、もう入院しなければならない状態になっているからすぐ来い、とのこと。


よくよく聞いてみると、血小板の値が、「2.4万」になっていました。

最初にデング熱と診断された時は、「20万」以上あったので、10分の1に激減です。


ちなみに「2万」を下回ると、輸血が必要になってくるようです。


夜だったので、緊急外来に行って、入院の準備をしました。


レントゲンをとるために、少し立っていたら、立ちくらみがして、

その場でぶっ倒れました。


こんなこと初めてです。

周りの看護師さんがビックリしていましたが、一番ビックリしたのは、自分でした。


(写真は、転んだ時に怪我した右手の爪。血小板の値が少なく、血液が凝固していません。)


そんなに症状が体に出ていなかっただけで、体の内部は結構深刻であることが

段々わかりました。


いよいよ、インドで初入院です。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
メールマガジンでも同じ内容にて発行しています。
★メールマガジン登録★
http://www.mag2.com/m/0001616739.html
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★