池袋のライブハウス、Harevutaiにて9ヶ月ぶりの竜馬四重奏のワンマンライブでした。
コロナ対策をしつつ、入場制限し、配信ありのワンマンライブ。
知っての通り、コロナウイルスの影響を受けて数々の舞台がなくなり、全国ツアーも消え、まともな活動ができず、実質バンドとしては活動休止状態だった時のことを思えば、こうしてライブが出来たということは奇跡的なことなのかもしれないですね。
僕はこんな時期でもバンドとして存在している以上、待ってくれている人達のため、自分たちのためにも、常々ライブはやるべきだと思っていたし、
集客できないなら配信ライブでもいいから動くべきだとずっと言って来たから、それがようやく実現できた嬉しさと安堵感、何より皆に会えて幸せな時間でした。
今集客が必要なエンターテインメントを動かすべきなのか、そうでないのか…答えはありません。それでも進んでいくしかないのです。
でもこうしてライブをやって皆様と同じ時間を共有し、一緒の時間を過ごしてそれぞれが感じたことが答えなのでしょう。
ステージに立つ人間も、観る人もコロナ以後、もどかしい思いを抱えながらここまで来てね。思うことは色々ありますよ。
未曾有の状況でいつまでこれが続くのかは誰にもわからないし、でもまあそんな状況でも明るく生きる方法を教えてくれるのがエンターテインメントの力だと思います。
もしかしたらこの会場に来たかった人達、日にちの都合や、仕事の立場上、または遠方の方、どうしても来れない状況だった人達もいると思うんです。
やはり今の環境下で配信というものがあって良かった、とつくづく思うのです。
配信というのは、ある視点で見れば生演奏に対しての「妥協」なのかもしれないし、でもある人によっては今それがその音楽やアーティストに触れられる「最高の環境」なのかも知れないですよね。
そう意味では僕自身もかなりこの期間中、ネット配信に救われた人間ですからね。配信に救われたから配信で返したいんですよ。
だから誰に何を言われようと配信は辞めたくないんです。それが僕の中のコロナへの復讐、かな。
さてさて、ライブ中に解禁になりましたが来年3年ぶり？かな。2021年2月3日に3rdアルバムが出ます。
ぶっちゃけ言うと、このコロナ禍の中で作品を出すというのはなかなか難しいことではあります。
なぜなら作品を世に広めるための活動が制限されているからです。きっと来年の2月、今より良くなっているとは信じたいですが…
エンタメのやり方がコロナ以前に戻っているとは今の状況見る限り、僕には到底思えないのです。
それでもこのチャンスはずっと僕らが欲しかったものですから、せっかく頂いたこの機会、このアルバムを竜馬四重奏史上最強のアルバムに仕上げたいと言う思いでいっぱいであります。
そして2月7日には東京、江東区にてレコ発ホールライブもあります。
もちろんニューアルバムの新曲を引っ提げたライブになりますので沢山の人に観てもらいたいのでよろしくお願いします！
色々、映像を絡めた新しい表現も今回出来たし、今までに無いライブになったかなと思います。
うん、映像に関してはね、マネージャーと翠さんが頑張った。褒めてあげて。（笑）
あのとにかく言葉では言い表せんのですが、とにかく来てくれた皆様と配信で見てくださった皆様、ありがとうございました。
皆様のおかげで良き再スタートが切れました。
ここからだ。