J&M チェーンガード作り | J&M cycleのブログ

J&M cycleのブログ

J&M cycle yokohama
横浜市西区赤門町2-24-2
ラフィネ1階
TEL 0801-167-0999
jm_cycle@yahoo.co.jp
ビンテージハーレーアトリエ

ショベル、チェーンガード取付リクエスト、この手の車両は、チェーンが危険な為にチェーンガードを取付すると言うより、油飛びで周りが汚れ無い為にです。




ステーを溶接して、冷めるのを待つ間に、ナックルのミッション組み立て前に、スピードメータードライブ受けギアが入って無かったので、年式に合わせたギアをカウンターシャフト側ギアにメーター様にギアを圧入します。





カウンターギアです。

圧入した画像が下の画像です。




カウンターシャフト側ギアを組んで置きました。





チェーンガードを車両に取付て置きました。

取付前に、ガード本体に一手間加えて置きました。


今日は、朝から何だかお腹が減っている雰囲気、基本的に自分は朝は食べない…

だから昼ごはんを食べそびれるとキツイ!


ショベル、リヤブレーキキャリパーの抑えステーの角度が有って無く、Wピストンならまだしも、片押しなのに!

キャリパーがひっぱられていた状態修正して置きました。

テールランプ周りの配線作業も完了

今回のリクエスト作業、ショベル編は完了しました。




制作車両のリヤフェンダーを取り外して置きました。

天候が良い日に、フェンダー表面に研ぎをいれてからクリアー吹きを行いたいので…




ナックルのミッション、細かな準備を行なってから、メインシャフトを組んで行きます。

カウンターシャフト及びメインシャフトドライブギアに使っているローラーベアリングの採寸から…




メインシャフトにギアをケース内で組む前に、メインシャフトに対して各々ギアの当たり感や、引っ掛かりが出て無い事を確認してから、ミッションケースに組み込みます。




一通りケース内にギア等を組んだので、キックカバー側のベアリングを圧入します。

(圧入と言うよりも、プレスを使って平行にして入れたいから、プレスを使ってます。)





ベアリングが入った所で、ベアリングストッパーの取付、ロックワッシャーはまだ爪を曲げません。

一通りメインシャフトを組んだ時に、再度締め付けして、最後にロックワッシャーの爪を曲げてロックします。

最後の締め付けで、サードギアを除いたたのギアの左右の遊びが無くなります。

サードギアは、内径にブッシングが入ります。

このブッシングとシャフトの遊びやガタが大きくなると、3速が入り難い事に…


メインギアの外周に計測済みローラーベアリングを一本一本手作業で入れて行きます。




入れ終えた所で、ローラーベアリングが出て来ない様に、シールインナーカラーと、コルクリングを入れてオイルシールを専用工具を使って入れます。


メインシャフト組み込み作業完了




画像の状態で、メインシャフト及びギアが何ら抵抗無くクリクリと回る様にします。


カウンター側の組み込み、画像の上と下側は見えませんが上側と同じ様にローラーベアリングを入れてシャフトを通します。

ローラーベアリングを落とさない様にグリスをノリ代わりにして、壁面から脱落を防いでます。




次に、カウンターギアを入れたら、カウンターギアのクリアランス調整で、シムをチョイスします。

元のシムは取るのが大変な程に厚みがあり過ぎるシムが入っていたので、手持ちの中からマイクロメーターで測ってチョイスします。




ミッション本体内部のギアの組み込み完了、画像内のギアにはムラなく特殊グリスを添付してあります。





定時なので終わります。

続きは明日です。