パンヘッド、ブレーキが甘いとオーナーさんから聞いているので、リヤメカニカルドラムブレーキの見直しを…
リヤタイヤを空転させた時に、ブレーキが若干の引きずり気味を確認出来る時がぁ?
フットペダル側に強めの戻しスプリングが入っているので、ドラム内のシュー同士を引っ張っているスプリングが負けて居るのか?確認を…
やはり、ドラム内に有るシューを動かすカムが戻しで開きシューがドラムを押してる状態でした。
この状態だと熱を持ち効かなくなる可能性大に〜
(ドラムブレーキで、下り坂でエンジンブレーキ等を使わずにブレーキを多用して減速していると、ブレーキの効きが低下するのと同じ原理で、此れがフェード現象です。)
昨日の試走は、フェード現象が出る程の距離時間を走られた訳では無いので、これ以上に掘り下げて見て行きました。
先ず、ペダルアーム側の戻しスプリングを取り外して確認、スプリングを取り外してる事で、ブレーキシューを稼働させるカム山を戻し側には動かなく、タイヤがスリスリと抵抗無く回る様になりましたが、フットブレーキアームを何回も踏み込むと戻りが悪くなるのと、踏込みで一番奥迄アームが入る?
確認、ドラムブレーキアームを引っ張るシャフトが微妙に長すぎるのが原因でした。
此方の車両は、ブレーキシャフトを引っ張るジョイントシャフト位置が微妙に違う為だと判断、ブレーキシャフトの引っ張りが現状では一番縮めて有るので、もう少し調整幅が広くなる様に加工します。
リヤブレーキアーム接続のアジャスタブル部を短く加工して、ロッドも2cm程短くして完了です。
今日は天候が良いので、久々にトライアンフを外に出して置きます。
トライアンフを外に出して置くと、通り掛かりの方に良く喋り掛けられます。
今日も、喋り掛けられて、このバイクは250ccですがぁ?と… 詳しくは無く、バイクに興味有る人は、如何も排気量の小さいバイクに見える様です。
喋り掛けなくても、ガン見されて行く方は如何も若い女性ぁ!
まぁ、おもちゃ箱から出して来た様なバイクだからかなぁ?
金沢区アーリーのオーナーさん来訪、その後近隣パンヘッドオーナーさんが来訪、パンヘッドオーナーさんの試走に同伴してアーリーのオーナーさんも出られました。
パンヘッド、ブレーキは随分良くなったと!
シフトの入りが繊細と言う事でリンケージ周りを色々と試してみたりして…
オーナーさん、車両を持ち帰って明日辺りから少し走って見るとの事です。