【兵庫】がれき処理計画決定で環境相「関西は要請の対象外」 | MEMO

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がれき処理計画決定で環境相「関西は要請の対象外」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005275819.shtml
(2012/08/08 08:05)

環境省は7日、東日本大震災で発生したがれきの処理計画(新工程表)を決定した。これを受け、会見した細野豪志環境相は、可燃物だけでなく、宮城県が広域処理を要請している不燃物についても「関西(の自治体)とは具体的な話になっていない」と述べ、現段階で要請する考えがないことを明らかにした。

 新工程表では、岩手、宮城両県で必要な広域処理量は当初想定から約6割少ない169万トンになった。可燃物は両県とも処理の見通しが立ったとして、新たな要請はしない。不燃物については、岩手県は県内での再利用を大幅に増やし、宮城県は約43万トンの広域処理が新たに必要とした。

 細野環境相は、関西への受け入れ要請について「現段階では調整対象になっていない」と説明。岩手県の可燃物の受け入れを表明している大阪市に絞り調整する方針を示した。また、関西2府4県が出資する大阪湾フェニックスが、がれきの受け入れに向け環境省に安全性評価を申請したことについて「受け入れを検討していただき、感謝している」と述べた。

 兵庫県環境整備課は「国から正式な連絡はないが、県内で受け入れる可能性はほぼなくなったのではないか」と話した。(木村信行、佐藤健介)

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