平将門様が大大大だーい好きなわたくし。将門様には日々、感謝申し上げております。そのようなわたくしですが、本日は観音様について書かせて頂きたいと思います。
将門様のお陰で、本当に心穏やかに過ごしております。以前の、ストレス溜め貯めで、常にカリカリキーキーしていた昔の私を思うと、180度違う生活ですから、この「心穏やか」というキーワードがどれほど大切で、有り難く、奇跡的なことかと思うのです。その事を日々、朝晩、将門様に「おかげさまでありがとうございます」とお伝えしております。
ただ最近、人間関係で、少しだけ心がチクチクする事がございました。チクチクチクチク…
気晴らしも兼ねて、散歩に出掛けました。
4月の空の下には、桜や、たくさんの木々が、気持ち良い新緑を見せて下さいます。
わたくしそこで、はたと足を止めました。そういえばこの樹は梅の木で、梅が咲いていた2ヶ月ぐらい前は、ここを通る方々が皆さん、可愛らしい梅の花のお写真を撮っていたんです。
(この白梅はこちらの梅の木ではありませんが、イメージ的に掲載しました。実家で撮ったもの)
「お花が咲いていた時は皆さん、梅の木の前で足を止めていたけど、葉っぱだけになったら誰も足を止めないなぁ」
などと思いつつ、梅の木さんの新緑に人間関係でチクチクした心を癒やされたく、樹の下から、綺麗な緑の葉っぱを眺めておりました。
あー癒やされるー。ずっとこうしていられるー。
なんて思いつつ、じーっとグリーンを眺めておりましたら
あ!実だ!梅の実がなってる!
グリーンに紛れて気付かなかったのですが、新緑と同じお色の梅の実がたわわになっております。
わぁ〜、綺麗なお花が咲いて、花が散って葉っぱが成長して、実がなってる。
そうだよなぁ、こうやって日々、何事もサイクルしている。
ぐんぐん細胞分裂して、新しく大きくなっている。
そうしましたら、不思議ふしぎ。
梅の実さんを見ていたら、なんだか、人間関係のチクチクで悩んでいたことが
「たいしたことないよー」
って、心の底から思えてきたんです。
うわー、なんか元気になっちゃった。
ここ、ある小さなお寺の境内(の、入り口)なのです。
あまり境内をゆっくり拝見したことがなかったので、少し奥の方まで進ませて頂くと…
なにか、とても胸を打たれる、観音様の石像が立っていらっしゃいました。
「あら?前からこちらにいらしたのかしら…全然気付きませんでした」
お顔の、アゴのあたりなどに石の欠けなどあるので、歴史ある観音様のようです。
すっとたおやかに立たれている観音様の、お姿もお顔も本当に美しくて、素敵で、見惚れる…
横顔を拝見していると、優しいとか慈悲深いとか、そのような感情が押し寄せます。
お姿に、とても心を打たれました。
観音像を拝見して、こんなに心惹かれたのは、初めての経験でございます。
梅の木さんで元気になった心が、もっともっと癒やされ、励まされるような、そんな気持ちになりました。
あぁ、なんかすごい!惹き込まれる。
お礼とご挨拶をさせて頂きたい、と思ったわたくしは、お線香をもとめて、観音様にお供えさせて頂きました。
観音様の周りは小さい花壇があり、そこに咲いている薄紫のお花にも心を奪われ、撮らせて頂きました。
「このお花、なんだろう?山野草かしら?」
撮影したお花をGoogleレンズさんで調べたのですが
フロックス・ストロニフェラ…なんか違う気がします。わたくしの撮った画像が荒かったせいでしょう。
兎にも角にも、梅の木さんと、梅の実さんと、美しい観音様と、紫色のお花さんのお陰様で、元気とエネルギーがチャージできました!
それにしても、あの観音様が気になる…どこにも情報がないし。
と思いつつ翌日、実家に行くと、びーーーっくり!
なんとなんと、観音様の横に咲いていて心奪われた紫色のお花が、実家の仏壇にお供えされているではないですか。
家族に
「これ、なんてお花?」
と食い気味に聞きますと
「シャガ(射干)」
だと言います。
ま、まさにこれ!
昨日気になっていた、観音様の横にあったお花が目の前にー!
季節のものだからと言えばそれまでですけれど、わたくしは勝手にご縁を感じました。
観音様が大好きになってしまったわたくしは、また本日、観音様にお参りさせて頂きました。
そして、気になっていた事…観音様についてお伺いすべく、思い切って寺務所の門を叩きました。
僧侶と思われるお若い方が対応してくださったので、観音様の由来など質問したのですが
「無縁仏のところに祀ってあった観音様」
ということしか分からないそうです。
失礼して、観音様のお写真を撮らせて頂きました。もちろん、観音様に、ブログにあげさせてくださいませ、とお伝えしてからです。
そしてシャガも、いまいちど撮らせて頂きました。
素敵な素敵な観音様。心の底から、ありがとうございます。