学校に入学して直ぐに自由参加の勉強合宿があり、たまたま隣りに座っていた人達が親に言われたとかで合宿に行くから一緒に行こうと言われて断れず参加した、自主練すらした事がないのに強制合宿にいきなり、記憶から消える程の苦痛だったみたいであまり覚えていないが、学校から貸切大型バスで行った様な場所はわからないが人気の無い山の中の廃校で周りに民家はない、初日はどうだったかわからないが、流れは朝日があがったら起きてマラソンで距離はわからないが山の中の起伏が激しい何もない道を1時間以上走る、戻り直ぐに勉強、内容は覚えていない、夜まで勉強で確か時計は持って無かった様な夜中試験があり満点とらないとやり直しで眠れないシステムで馬鹿は朝まで眠れない、そして朝日があがったらマラソンして勉強をただひたすら繰り返すだけ特に変わった事はしなかった記憶が、合間にご飯は食べた気がする、部屋は古い木造の学校で教室に雑魚寝、山の中の廃校にしか光がないので虫が凄かった記憶があり30センチ以上ある様な蛾が窓からはいってきたり布団の中にも何やらいたり物凄い大きなスズメバチの巣が校舎入り口にあり怪物の様な大きさの虫がうじゃうじゃ、蛇や爬虫類も沢山ムカデ等探せば教室の中布団の中にいて、最初は驚いたが、初日からマラソンと勉強と試験を繰り返し満点でないと眠る事は許されない環境で直ぐに虫や爬虫類や何も気にならなくなる、何も考えず勉強を一日中して記憶がない時は寝ているというか気絶している、人数も何人いたかわからないが一クラス50人はいた様な、他人にかまってる時間がないのでよくわからないが大型バス数台で行った気がするので数百人はいたかもしれない、自分から強制合宿に参加する勉強オタク達と勉強をした事のない私の1週間か2週間か3週間か4週間か覚えていない、時計の無い山の中の軟禁、誘ってきた隣りにいた奴等がいたのかも記憶にない、会話する余裕のある人、時間も無い、先生、見張りが何人いたかも記憶にない、持ち物も記憶にない、多分全て向こうで用意され、体一つで行った気がする、この勉強合宿で学んだのは密閉された空間に時計無しでひたすら何かを続けると脳汁が出て時間の感覚がなくなりゾーンに入り寝なくても食べなくても時間も超越、寝た食べた排泄したお風呂の記憶も無い、気づいたら合宿は終わり家にいた、時間が飛んだ感じで合宿に行った記憶も消える程の地獄、あまりにも辛い記憶は脳が壊れる前に消去するらしい、覚えているのは家に帰ってから高熱が出て記憶がとんで知恵熱か体も心も精神もはるかに限界を超えた事で死ぬかもと思う熱が出た記憶がある勿論動けない、しかし半日もしたら治り普通に熱も下がり健康になる、勉強し過ぎて死ぬ事はないという事は実証された、だがそれが何かみになったのかは未だにわからない。