教室に入るとクラスの半分以上は私がいた小学校の人で寺の息子グループも全員いる、異性は別の小学校の人達が多く大人っぽい人達、中学ではまだ女の子の方が体格も良く精神年齢は完全に大人、男は皆んな受験失敗、途中受験をしそうな人達ばかり、10人以上は寺の息子グループで逆らいそうな人はいない、教室をみてこのクラスのヒエラルキーは決まった、だが他のクラスや先輩の心配も考え補強、スカウトが始まる、まずは体の大きな人達をそれに私も含まれていた、1年間いじめた人という感覚がなくコミニケーションをとるのも上手く次々と仲良くなっていく風見鶏、人たらし、根回しが上手い人が天下をとる、あっというまに10人が20人に増えこのクラスを自由にできる雰囲気をつくる、私もその中心に組み込まれた、まるで昔から幼馴染の様にせっしてくる群れを強く大きく見せるのもうまい中に違う小学校の少しやんちゃな姿髪型の人が数人、人数とコミニケーション能力で下に付けた、グループの下にその様な姿の人をおきヒエラルキーをはっきりさせて逆らえない雰囲気をつくる、私は背は高いので一見見栄えが良い、ボディーガード、盾として寺の息子が擦り寄ってきて側にいるような感じになる、席順も無視して群れの塊りとして勝手に城をつくる50人以上いる中の20人以上があっという間に寺の息子のグループにみえる布陣をとり周りを威圧する、流石である才能だろう数分でクラスを制した、担任の女の若い先生が来た時には支配者は寺の息子だとはっきりわかる布陣で担任を迎えた、担任も驚いた事だろう、このクラスのヒエラルキーのトップは寺の息子で担任がどうにもできない様にシステム化するのに教室にはいって10分もかからなかった、このクラスで他のクラスを叩ける群れができた、他の小学校の群れはもう寺の息子に手を出す事はできない、側でみていて驚く、凄い才能である、私の立場もよく判らないうちに寺の息子を守る感じに見える様に隣の席に座らされヒエラルキーは2番目に自然にみえる席になっていた、故に悪い事を彼らがすると私のせいにされる立場、盾の位置に装備された、みんなから、先生からそうみえる様に。