父が亡くなった後
お通夜やお葬式を済ますと
現実は一気に訪れた

父の死因を知る人達は、何故?と
父の死因を知らない人は死因を聞きたがった。

それが結構辛かった。
母に聞けなくてあたしに聞く人も多かったから。

母は母で周囲に父の亡くなった原因を
あたかも病死みたいに言うてたから、
ホンマの事言うてたら一回で済む事を
何度も聞かれて神経擦り減らしてたし

私は私で。母の話に合わせてる事に辟易してた。

父が亡くなった現実を、
そのまま受け止めたいと思ったけど
「アンタは外に出た子やから言える」
って母に言われたら
周囲の人に何を聞かれても
答えられへんようになってしまった。

でも…内に秘める、隠すと言うことは
苦しいし、すごく疲れる事で。
父の死を辱むようで嫌やった

何も知らん人ほど、
干渉し勝手な事を言う。
何も知らんと言うたもん勝ちかいっ、てくらい

そんなことはなぃやんなぁ?
だけどその時はオカンも私も
かなり卑屈になっててん…。

お参りに来て
「私は玄関に鬼門さん有るから
気をつけてな、って
言わなアカンと思ってたんやで」

「アンタのお父さんは気が良すぎた」って…

だから何やねん!
みんなあとから言う。
何も今まで言うてなかったくせに、って。
いちいち気にして傷ついてた

最初は私たちに同情的だった父の死も
時が経てば父に同情的になる

私たちに原因を求められる

それをいちいち気に病むコトが
どれだけのストレスになっているとも考えず

その時はそれが
残された家族の宿命のように感じてた

だけどそんな憶測や中傷を
まともに受け止める必要なんて
なかったよね?

どんな事でもそう。
無責任な言葉に傷つき、振り回される必要なんて
絶対ないねん!

全員に理解して貰うなんて無理やし
でもそれでえぇねん

言いたい人には言わせといたらえぇって
気づくまで随分かかったケド
色んな事乗り越えて分かった

相変わらず、些細な言葉に傷つく時もある

でも、そんな経験が
知らずのうちに
人を傷つけずに済んでるかも知れないから

父の死も気持ちも
みんなが理解しなくても家族が分かってたら…
いいよね?

心ならずも傷つくことは
生きてたら山ほど有るけど。

振り回されないで!

貴方の周りの大切な人を守るためにも。

それはどんな事でも一緒。

自分を、信じてね。