　「アンメット」、「ブルーモーメント」終わっちゃいましたね。

　私は録画してみているので少し時差があります。

　「アンメット」良かったです。

　断片的な感想になりますがいくつか。

　主人公２人の演技が大げさでなく自然で、表情や仕草で魅せるといった感じで好感が持てました。

　三瓶先生役の若葉竜也って俳優は知りませんでしたが、独特で個性的。今後が楽しみ。

　ミヤビちゃん役の杉咲花も静かで個性的な演技が光っていました。

　それにしても、大口で食べる食べる、よく食べる。特に焼肉丼の食べっぷり、気持ちよかったです。

　そばかすを隠さないメイクも敢えてなのでしょう。

　ストーリー展開が工夫されていて、当初、ヒールだと思っていた人物が実はそうではなくて的な部分がいくつかあり、先が読めない楽しさがあり。大迫教授（井浦新）、微妙な距離感だった大迫教授の秘書・西島麻衣（生田絵梨花）も綾野先生（岡山天音）も・・・

　結局主要人物でヒールだったのは存在感抜群の西島会長だけ？

　これはミヤビちゃんの内なる光に照らされてみんなを引き寄せた、って感じでしょうか。

　最終回のミヤビちゃんの手術シーンも良かった。

　手術が成功しても派手なガッツポーズする訳でもなく、しっとりジワ～っと感動させる。

　そんな感じで、とても良いドラマだと思いました。

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　一方の「ブルーモーメント」。残念なドラマでした。

　「アンメット」や「アンチヒーロー」が主要人物の心の動きや物語の展開を丁寧に描いていたのに対し、このドラマは作りがあまりに雑、そしてCGなどの映像もシャビー。

　つっこみどころ満載ですが、それでも最後まで見たのはテーマが面白いと思ったから。

　「気象学で自然災害から人々の命を守る」自分的にはとても興味をそそる面白いテーマ。

　それだけにこんなドラマに仕立てられてしまったのは残念でなりませんでした。作りようによればすごく良いドラマになるのに。

　特に、出口夏希という女優。

　初回から、この子を売り出そうという昔のアイドルドラマ的な面があるのかなと推測されました。

　中国語ネイティブであることを売りたいのか、脈絡のないところで中国語を発して違和感満載。

　これは完全に逆効果。途中からこの変な演出が無くなったのはせめてもの救いか。

　ストーリーの中ではこの無表情な女優の役は存在自体が不自然であり、むしろ不要と言って良い存在でした。

　「ちむどんどん」の黒島結奈のように、このドラマが彼女にとっての黒歴史にならないことを願います。

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　さて、「アンメット」の次が「マウンテンドクター」という山岳医療の話だそうです。

　「ブルーモーメント」同様、テーマにはめちゃくちゃ興味あり。

　でも心配なのは「ブルーモーメント」のように大掛かりなロケが必要なシーンを低予算のCGなどで安易に作っていないかということ。

　山岳医療だと、雪山を含めて危険な高山でのシーンが多くありそうですが、それを再現できるのか？

　始まる前から期待と大きな不安があります。とりあえず第１回は見てみようと思います。

【テレビ・映画】アンメット、ブルーモーメント