こどもの頃、感情をあまり出さない子だった。

ちょっとひねくれていて

人が笑っているのを見て

何がそんなに面白い?

と、思っているようなこどもだった。

当然笑顔も少なかったと思う。

 

もともと感受性が強い

極力、イライラや怒りを出さないようにしているうちに

表情が硬くなっていったのだろう・・・

 

いろいろな本に書かれている言葉がある。

「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」

「楽しいと思うから楽しくなる」

 

いつの頃からか、「意識的に笑う」をしているうちに

自然と笑うことが増えていった気がする。

 

同時に、怒りや哀しみも面に出るようになった。

何かあると、素直にその感情が表情となって出てしまうようだ。

 

人間関係において、よくないことだと理解しているけれど・・・

自分の感情を押し殺して、何事もなかった顔をするよりはいい

と、思うようになっていった。

 

押し殺した感情はやがて爆発する。

経験があるからわかる・・・

溜めて溜めて、抑えられなくなってある日突然

我慢していた感情が出てしまう。

 

嫌なことがあって、怖い顔になっているのも私

落ち込んで、しょんぼりしているのも私

良いことがあって、にこにこしているのも私

 

「今日、楽しいことがあった?」

「何か嫌なことでも、あった?」・・・と

顔を見ればわかる、と言われる。

喜怒哀楽がわかりやすい私になった。

 

「怒」

心が許せる人に、甘えから言葉に出してしまうことがある。

感情のままに・・・これは良くない、と反省する。

しかし、これもちゃんと受けとめてあげなくては・・・とも思う。

怒りの陰に隠れている、何かがあるはずだから・・・

と、本には書かれている。

 

喜怒哀楽

どんな感情も否定しないでいよう・・・

 

 

   今日も一日、丁寧に過ごしたい