自民党から2022年3月23日
「ワクチン接種は危険」誤解招く情報にご注意を」
という記事が出されたのをご存じだろうか。
Q&Aで答えを出すという形式だ。
質問は以下の通り。
SNSで「英国政府の発表で新型コロナによる死者の10人中9人がワクチン接種者、死亡したワクチン接種者の5人中4人が3回接種者だった」という情報を目にしました。
これが本当なら、3回目接種は受けない方がいいのではないですか。
つまり「3回接種すると死にやすくなる」というイギリス政府のデータがあるが本当だろうかという質問だ。
自民党の答えは以下の通り。
実際に致死率を計算すると、全年代で未接種者の死亡リスクの方が3回接種者および1~3回接種者より高いことが分かります。
「ワクチンは危険だ」と主張する人の示すデータは、考慮されるべき要素・条件(接種・未接種の人数比や年齢層等)を意図的に欠落させ、誤解させるように作られていることが多々あります
つまり、デマであるという結論だ。
「全年代で未接種者の死亡リスクの方が3回接種者および1~3回接種者より高いことが分かります」
イギリス政府のデータを使って
「未接種の人と3回接種の人」
「未接種の人と1~3回接種者の人」
を比較している訳ですが、真実を言おうか。
自民党と同じくイギリス政府の「COVID-19 vaccine surveillance report week13」を調べると(week13までしか詳しいデータがない)
実は「未接種の人と2回接種の人」を比べると
2回接種の方が死にやすい事が分かる。これは北海道の医師(鹿先生)が1年以上もデータを分析し、我々に示してくれている数値だ。
例えば40代から60代までの2回接種者は未接種者と比較し9か月をピークに2倍死にやすい(60日以内の死亡)。それ以上の高齢者はもっと死にやすくなっている事が分かるだろうか。30代でも9か月目は非接種者より死にやすくなっている↓↓
(人口の補正をしている。非接種は人口の何%か、2回接種は人口の何%か。それを元に倍率を計算)
では「未接種の人と3回接種の人」の比較ではどうなのか。
残念ながらイギリス政府は「COVID-19 vaccine surveillance report week13」までしか詳しいデータを公表していないので正確な事は言えないが、あと数か月で「未接種の人と3回接種の人」の比較では3回接種の方が死にやすくなる事が推察できるのだ。下のグラフを見てくれ。
非接種ラインを越えたら3回接種の人の方が死にやすくなるという事なのだが、あと少しで抜く寸前でデータ公開を止めているのだ。3回打った方が非接種より死にやすくなると大問題でしょ。だからイギリス政府はデータ公開を止めた可能性がある。
つまり、自民党のデータはイギリス政府のデータを使って「途中経過」の報告をしているだけなのだ。あと少しで3回接種の方が死にやすくなるというデータになる可能性が大。
しかも2回接種は非接種より死にやすいというデータをなぜ公表しないのだ。分かっていて隠しているのだろう。
悪質でしょ。こんな政党は与党だとは思えない。
最後におまけ。
①先ほどのイギリス政府のデータを使って非接種者と3回接種者の感染者数の比較をしてみる。
10万人あたりの感染者数だ(PCR陽性)。
18~29歳は3回接種者は非接種者より3.3倍感染しやすい。
以下同様
30~39歳は3.9倍
40~49歳は4.1倍
50~59歳は4.2倍
60~69歳は4.9倍
70~79歳は4.0倍
80歳以上は2.6倍
どうだろうか。接種した方が約4倍くらい感染しやすいのだ。理由は分かるよね?以前、このブログで説明したから読んでね↓一言で言うと免疫が弱くなっているからだ。
厚生労働省が非接種者は接種者より感染しやすいという嘘のデータを出して後に少し修正したが、それでも甘いのだ。実際は超感染しやすいのだ。
②コロナワクチンを打つと重症化しにくいのだろうか。
浜松市が公表している令和4年1月1日~令和4年7月14日までのデータを見ると重症者数、中等症とも未接種者も接種者もほぼ変わらない。
それなのに打てーと推進している。
③人口動態統計のこの異常さをどう説明するのだろうか。
超過死亡がもの凄い事になっている。
去年は67745人
今年は4月までに42260人。
左の2010年の超過死亡55147人を見てくれ。
私が分析している途中で見つけた事実だ。
この年、何があった?
新型インフルエンザが流行ったのだ。
今みたいにスケジュールを決めてワクチンをバンバン打っていたのだ。
当時も副反応検討会を開いていたが、たくさん死んでいるのに「評価不能」
今回と同じだね。同じ。