1月元旦に起きた、突然の揺れにびっくり!

又航空機の事故のニュースも飛び出たお正月でした。

私の頭の中では、突然発生した大洪水の事が思い出された。

23年前に起きた東海大洪水です。

私は当時、会社員でしたし幸い、住宅浸水等の被害もありませんでしたが

自宅も会社も浸水被害に遭った親友の会社がその数か月後に倒産致しました。

その友人が非常時に起きた事の一つは倉庫の浸水で商品が全て販売不能に

当面の売上は0の見込みです。

家賃や生活費は必要です。つまりお金が都合つかない事になる訳です。

 

勿論財務内容も潤沢であれば存続には問題無いのですが、

コロナ禍でもコロナ融資や売上減少の支援金を頂く迄の間にお金が不足

予想も出来ない突然の売上ゼロの世界恐ろしい事が普段は頭に浮かびません。

でも会社を盤石に存続させる事が経営者の仕事です。

考えられない事が起きても当面支払等に対応できる資金力確保です。

勿論簡単ではありませんが、先ず固定費を把握して頂きます。

売上1億円ー変動費(材料や外注費等)8千万=粗利益2千万

-固定費(家賃給与等売上0でも必要な経費)1800万=利益200万

単純に言いたい事は、売上が無ければ仕入も発生しないが、固定費は必要

現在の手持ちキャッシュの金額(仮に3600万)なら2カ月は凌げる。

手持ち500万なら直ぐ資金不足が予測できます。

売上高は誰でも分るが普段は固定費も変動費も混在します。

 

決算書等から固定費は自分でも凡そは分かる筈です。

顧客先のある会社では年商10億規模で、預金残高が3億以上あり

銀行借入も3億位ある社長に申し上げました。

預金の受取利息は0.002%、借入金は2%とすれば1000倍になり

自分の金を自分で借りている状態です。銀行は儲かりますね。

勿論バランスは大事ですが、その社長は言われました。

『会社の保険料』と考えている。

何か月分の確保が必要か?の正解はありませんが

会社を突然の出来事から守る為にはお金の確保重要です。