自分の経験の棚卸しをしてみたらと、先日の研修会
の中で話しがあり、ここ5~10年の間のキャリア
をもとに考えてみました。
どんなことをやって、それは今考えるとあるいは
その時にどんなことを考えていたのか、またそれは
今の自分にどんな影響を与えているかの意味づけを
してみました。
それをしていて、なぜか高校時代のことが思い浮か
んできました。
自分の高校時代は野球に明け暮れた。進学校の
わりに練習は厳しく、一年生の時には慣れない
こともあり、本当に体力の限界と戦い続けた。
その後も試合に出て活躍するというよりは日々の
練習をいかに乗り切るかということに一生懸命で、
試合で活躍する姿なんてあまり、思い浮かべる
ことができなかったように思う。
それでは試合で結果がでるはずもない。
何のために自分は野球をやっているのかという
目的を再確認したかった。
試合に出て活躍して、みんなと甲子園に出る
という目標をおいて、本当の目標を忘れず
取り組んだら、どれだけ楽しかっただろう
と思うし、もっとうまくなっただろうと思う。
その当時は練習を一生懸命している自分が
目標だったのかもしれない。
いま、自分は「がんばっている姿」が目標に
なってはいないか![]()
「がんばる」のは自分の目標に向かう方法であって
目的地ではないことを、ふと思ったら、
これまでそんながんばり方をしてきたように
思えてなりませんでした。
がんばらなくていいから、目標に近づくこと、
達成することができることを優先して取り組んで
いこうと思いました。