上達スピード促進法 | CARPE DIEM BJJ 岩崎正寛の独り言

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日々の考察、気づき、試合レポート、昔話などを交えて柔術を語る

白帯の会員さん達を見ていると上達スピードに差があるのをしばし見受ける。
その違いは何なのかは色々見てきて自分なりの見解がある。
その差は練習時間外にあるのではないかと思う。
練習時間が週3回ぐらいでも一年以内に青になったり試合で勝ってる人はアウトプット、インプットをしている。
そしてアウトプットの時間の量で差が出来ている。
というのは柔術とは情報量が多い戦略戦に長けた競技で今や情報だけで言うとYouTubeやSNSを利用すればかなりの技を見る事が出来る。
技がまだ出来なくても見て知っていると言うのは初期段階ではかなり重要な事なのだ。
こんな話がある。
被験者AとBにサーフィンをやってもらった。AにはただサーフィンをやってもらいBにはまずサーフィンのDVDを1時間ほど見てもらってからサーフィンをやってもらった。
結果Bの方が圧倒的に上達が速かった。
これは柔術にも繋がる部分がある。
大量の情報を目にするだけで実際自分が行う時の客観的なイメージが作りやすいからだと思う。
それがまず一つ。
そしてもう一つはやりたい技を見てきて試している人、もしくは今日習った技をクラス内で試している人は強くなるのが早い。
当たり前だが情報にも鮮度があり、覚えてからすぐに使った方がインプット、アウトプットをしやすいのだ。
なのでプライベートレッスンをしてからクラスを受けるのが最速の上達の方法だが、要は外から入れた情報量が最初の内は出来るだけ多くの量を入れた方がいい。
独習する時間を作ると上達スピードが倍になる。