昨日映画館には、
"National Theater Live"を見に行きました。

イギリス、ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された最高峰に質の高い舞台を映画館で観れるというもの。

日本だと、劇団新幹線さんのゲキ×シネ"五右衛門ロック"のようなライブ感溢れる映画。











シェイクスピアにはシェイクスピア好きが集まってくるのか、今の現場の共演者に教えて頂き、初めての試みでしたが、映画というてもちゃんとした演劇なので、18:00から映画見出して終わったのは21:00以降…しかしながら、そんなストレスも感じさせない作品だった。




"コリオレイナス"
シェイクスピアの作品の一番最後は僕が今取り組んでいる"テンペスト"と言われているが、"コリオレイナス"は一般的に1608年に書かれたと言われている。



凄ーい簡単に言えば…
ローマを追われた英雄が、敵国と手を組み、自国への復讐を誓うが、母親の願いに心を変え、敵国と和平を結ぼうとし暗殺されるという話。



物語のベースは、大乱闘の中で宿敵と決闘したり、"政治"という1単体では太刀打ち出来ない大きな組織の中を蠢くコリオレイナスなど非常に壮大な規模感に対する英雄の悲劇なのだが、劇場はもともとバナナ倉庫だったらしく、"コの字"に270度開けてる舞台に梯子が一本。出演者の数の椅子だけ。







壮大な世界を役者の言葉で描き…
客と同じサイズの規模感でリアル描いているようだった。








上質なお芝居だったー

ヴォラムニア役の女優さん…
周りから滑稽に見えるほどの子供への"愛情"が伺えて、思わず涙してしまった…






シェイクスピア戯曲には、まだまだ知らない世界が沢山埋められているのだろうなと。


まずは"テンペスト"ですが…
もっともっと彼の世界観へ興味が沸きました



















これ、朝書き書き始めたブログですが…


今日の稽古終わっちゃった…笑


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出来たばかりの素敵な映画館だった…































まさひろ