市ヶ谷でエキシビションデビューをはたした「ことり」
動きのキレは勿論の事、その闘争本能みたいなものに
この子はどこから連れて来たのだ?
いつデビューするんだ?
と市ヶ谷界隈で話題になってくれました。
米山選手に
「ことり」ちゃんは、なんか仕草が高梨さんに似てるね
と指摘された時は、
良くないな、気をつけないと、
そう思いつつ嬉しく思ってました…
この業界で、はじめて自分が指導した選手がデビューする。
おこがましくも、エキシビションのレフェリーをさせていただいた自分は
「ことり」の躍動感や潜在能力に、
「ことり」は業界で上へいけるのではないか?!
そんな期待を抱いていた「ことり」デビュー戦
板場グリーンホール大会の観客動員は60人でした…
「ことり」のご家族そして市ヶ谷常連のお客様が熱い応援をする中での闘い。
レフェリーをさせていただいた、自分からみても素晴らしいデビュー戦でした。
ただ当然のようにメディアには取り上げられず、
厳しいですが、その場限りのお祝いです。
「ことり」をもっと大勢の人に知って欲しい!
マットの試合でも報じて欲しい!
「ことり」を大きな舞台に立たせたい!
悔しさからそんな我欲が生まれ、さくらさんと頻繁に「ことり」を売り出す会議をしました。
他団体さんに参戦させてみよう。
この選手と試合をさせよう。
プロレス以外の活動はどうだろう?
その中でSNSの話題になった時があり、
「ことり」はSNS等の責任をまだ持てないのでやらせない。
さくらさんの発信だけでは、届かない人もいる。
もっと大勢の人に知ってもらうべき。
最終的に「ことり」にSNSはやらせず、自分が後継人的な立ち位置で「ことり」の情報や写真を発信していく事で落ち着きました。
この頃から
「ことり」のおじいちゃん&カメラマンなポジションへなっていくのです。