撮影がついに終了し、オールアップを迎えました。
長い撮影で、思えば9月からアクション練習をし、半年以上も牙狼に費やした日々でした。
求められることが高く、特に雨宮監督、アクション監督の富田稔さんにはハードルの高い事を求められました。
雨宮監督は、独自の世界観で写実的で哲学的な演出をされる方で、少しでも雨宮ワールドのキャラクターになれたらなと、日々研究をしました。
思えばクランクイン前の本読みの時に
僕はどれだけ自分の役を明確にイメージしてもらえるかのある種の戦いだったので
とても、ピリッとした緊張感の元、やったのは覚えています。
監督、僕、そして現場のスタッフさんが、「ジンガ」という役のイメージが共有できた時に
「ジンガ」というキャラクターが、一人歩きし始めた感覚がありました。
現場でスタッフさんがジンガの真似をしてくれたり、ジンガってこういう事しそうだよね!って話したりしているうちに
あぁ、ジンガこうなんだなぁ。。。なんて感じました。
今回思えた事は、僕はずっと役作りは役者の仕事だと思っていたのですが
監督、現場スタッフさん、脚本家さん、アクションの方々、みんなのイメージが
ジンガを作り出したので、そんな感覚は初めてで
嬉しかったと共に、撮影後半に、そのイメージを裏切りたくなったりして、挑戦の日々は続きました。
みなさんに作っていただけたキャラクター。
なんか、嬉しい。こんなの初めて。
アクションに関しても、とても最初は苦労しました。
ある種、アクションってのは型があって、こうやれば「アクションしてる感じになる」っていうスタンダードな動きがあるのですが
僕のジンガは、そのスタンダードな動きとは全く別物にしたくて
またアクション監督の富田さんも話さずとも分かってくれていて
キャラクターの色が全面にでるアクションを作る。
それは、出来てる作品に手を加えて完成させる感じではなく、全く白紙の状態から作品を生み出す
5→10にする作業ではなく
0→10にする作業。
開発、発展を両方やらなければならないという挑戦でした。
なので、現場で教科書アクションになってしまいそうだと、本当にそれを嫌って別の事をやってみるのですが
画としてカッコ悪くなったり
伝わらなかったり
本当難しかったです。
戦闘がめちゃ強いに加えて途中出てきたアイディアとして、ジンガは潔癖症、力をいつも抑えている、戦闘中は挑発する、戦闘をがんばらない、戦闘が楽しい、痛みとか好き、やせ我慢する、相手の心を折りに来る、ポーカーフェースなどなど
そんな要素を戦闘に、いれると
芝居として戦闘を見れたりして、間がもったり
とにかく沢山試しました。
監督、スタッフには色々わがまま聞いていただけたと思ってます。
本当に感謝。
クランクアップして、涙は出ませんでした。
終わった気がしないし、終わってないので。
撮影は終わってもアフレコもあるし、放送もあるので
徐々に寂しさを感じるのだろうと思います。
打ち上げにて
もう、もはや、どこのホストだよ!!って感じです。
夜のイメージ。笑
しばらく放送されるにつれて、夜のイメージが増してくるのだろうな。。。。
笑
スタッフも温かく、あんなに二次会参加率高いチームは初めてでした。
またみんなで集まりたいと思います。
お別れじゃなくて、またね!って感じで。
一緒付き合っていこうと思える仲間に出会え感謝です。
さて、早いのですが4/26.27はシブゲキにて
朗読✖️劇「ほしのこえ」をやります。
独自の世界観で、朗読と劇の融合。
沢山の思いをもってやりたいなと思います。
えー、注目ポイントは髪型。笑
ここでも髪型。笑
会いに来てね✋
本日は銀座トリニティークリニックの歯医者にてホワイトニングしてました
今年は白で行きます。笑
さぁ、明日は稽古!がんばるぞ!