第22節ホームゲーム松本山雅FCとの一戦が行われました。
北九州のスターティングメンバーは以下のとおり。
永井
牛之濱 藤原 岡野
井澤 高吉
前田 工藤 杉山 山脇
田中
60’(高吉)→(高)
73’(岡野、牛之濱)→(矢田、平原)
88’(前田、永井)→(乾、平山)
前節からの変更は2人、高がベンチに下がりトップ下にはボランチから藤原が上がり空いたボランチには井澤が入りました。
松本は序盤から積極的にスピードをもって攻め上がるサッカーを展開、左SBの山本龍が高い位置まで上がり菊井のプレースキック、安永のロングスローなどでエースストライカーの浅川にボールを集めます。
6分、右CKを得ると山本龍がショートコーナー、山本康、菊井と回して再び山本龍がクロス、これを浅川がヘディングでネットを揺らしますがこれはわずかにオフサイド。
オフサイドではありましたが、松本の得意パターンで崩されたシュートでした。
14分には左からの山本龍のクロスをファーサイドで野々村がヘディングシュート、枠を捉えましたがGK田中が素晴らしい反応でセーブ。
前半45分にも北九州は大きなピンチ、右からの安永のロングスローを菊井がゴール前に流し浅川が詰めて触るも田中は膝に当ててかろうじてクリア、このこぼれ球を安藤がもう一度シュートしますが、ポストに阻まれてゴールを割れません。
松本の攻勢を北九州は粘り強く凌いで浅川をマークしてシュートにまで至らせないという構図、これは後半に入ってもしばらく続きました。
しかし60分増本監督はイエローカードをもらっている高吉に替えて高を投入、岡野をトップ下に動かし右SHに高、藤原をボランチに下げて井澤とのコンビにすると北九州もボールが回るようになりました。
62分、藤原、岡野、入ったばかりの高とつないで右からクロス、このボールに永井がゴール前飛び込み、ディフェンスに入った藤谷が触りあわやオウンゴールというシーンでしたがポストにあたりゴールならず。
両チームの攻防も白熱して試合も終盤、87分には矢田のシュート、GK大内ファインセーブしたこぼれを永井が至近距離からシュートしますが枠に飛ばず北九州は惜しいシーン。
その後もアディショナルにかけて北九州は猛攻を展開しますがゴールを割るには至らず両者痛み分けのスコアレスドロー。
気がつけば前半松本の3本に対して北九州は1本だけだったシュートは9本になり6本の松本を上回っていました。
苦手の松本に対し、暑い中よく守って得点を与えず、あと一歩まで攻め続けた北九州は勝てはしませんでしたが良いゲームだったと感じます。
これで連勝は3でストップしましたが負け無し記録は10試合まで伸ばしました。