第20節 鳥取 1-2 北九州 | What a pandaful world!

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アラカンの専業主夫PANDAがつづる、
サッカー(ギラヴァンツ北九州)と音楽と料理のつれづれ日記。

シーズン後半幕開けの第20節アウェーのガイナーレ鳥取との一戦が行われました。
北九州のスターティングメンバーは以下のとおり。

         永井 
  牛之濱    矢田    高
      井澤   藤原
  乾   工藤   杉山  坂本
         田中

62’(矢田)→(岡野)
75’(永井、乾)→(高吉、山脇)
86’(藤原、牛之濱)→(平原、平山)

前節からの変更は4人、小林、岡野、高吉、山脇が下がり、牛之濱、8試合ぶりの矢田、藤原、13試合ぶりのスタメン坂本が入りました。


負け無し継続中の北九州と勝ち無し継続中の鳥取、しかし序盤は鳥取が攻め込むペースを握ります。


オープニングシュートは2分普光院がエリア手前から枠のわずか左に飛びました。


北九州は20分、エリアすぐ手前から藤原のフリーキック、直接狙いましたがわずかに枠の外。


やや鳥取ペースのまま迎えた36分、北九州ゴールの30mほどからの鳥取FK、キッカー温井はエリアの中央金浦の頭に当ててゴールラインギリギリに飛びましたが、普光院が飛び込んでよく残して小澤がつないで下げたところ、ポツンとフリーになっていた田中翔が左足を振り抜きシュート、ボールは北九州ゴールの天井に刺さり鳥取が先制に成功。


前半はこのまま鳥取が1-0とリードで折り返し、前半シュート数も6対2で鳥取の主導権だったことがうかがえます。


後半に入り48分、鳥取のエリア内で大城が永井を倒したとして北九州にPKが与えられます。


このプレーをめぐって両チームエキサイトする場面もありましたが、判定は覆らず。


51分、このPKを矢田が蹴りますがコースが甘くGK高麗に止められます。


追い上げムードも水を差されたかに思えましたが、58分、今度は田中恵が永井を倒したとして再び北九州にPK。


今度は永井本人が落ち着いて決め、北九州1-1の同点に。


こうなると次の1点がどちらに入るかですが、鳥取は追加点目指して果敢に攻め立て64分、エリアそばからの温井のFKはファーサイドで大城がヘディングシュート、74分には代わって入った高尾が難しい体勢からシュートを放ちいずれも決定的でしたが、GK田中がファインセーブ、北九州耐える時間帯を凌ぐと今度は流れがやってきました。


79分、高が自陣でボールを受けると猛然と右サイドをドリブルで駆け上がり北九州のカウンター攻撃に。


エリアの右角にさしかかるあたりで左にクロス、これを左から平行して走ってきた山脇が左足でシュート、鮮やかなカウンターで北九州ついに逆転します。


ゲームはこのまま2-1で北九州が逆転勝利。

 

 

統計的には先取点を取ったチームは8割以上負けない(勝ちか引き分け)と言われていますが、北九州は直近宮崎戦からの5試合すべて先制を許して追いつくか逆転まで持って行っています。


2014シーズンだったか柱谷浩一監督の頃もこのような試合が多く「逆転の北九州」と言われたことがありましたが、ビハインドから逆転まで出来る地力がついたということでしょうか。


これで8戦負け無し、後半戦まずは白星、今季初の連勝で勝点は29、暫定10位としました。


今日日曜日の結果しだいで順位も変動の可能性はありますがトップハーフ入りが見えてきました。