第11節長野vs北九州の試合が行われました、北九州のスターティングメンバーは以下のとおり。
永井
牛之濱 矢田 岡野
井澤 高吉
乾 工藤 長谷川 杉山
田中
HT’(高吉)→(若谷)
61’(岡野、永井)→(井野、高)
68’(杉山)→(山脇)
80’(牛之濱)→(小林)
前節八戸戦からは2人変更、ボランチは高吉が入り井澤とのペア、喜山はベンチからも外れました。
右サイドバックは坂本の負傷後山脇が張っていましたが、疲労を考慮してかベンチに下げ、今まではセンターバックでの起用だった杉山が初めて入りました。
試合は開始早々の5分いきなり動きました。
長野陣内に入ったあたりの右サイドでボールを持つ長野黒石に杉山がプレッシャーをかけると黒石が苦し紛れに出したボールが永井にわたりインターセプト、永井はドリブルでエリア手前まで持ち込み中央の矢田へ。
矢田はエリアに入りさらに左を走る牛之濱に渡すと牛之濱はワントラップ入れて冷静に長野DFを交わして右足でシュート、これが見事に決まり北九州先制に成功します。
まず杉山の厳しい寄せから黒石のパスコントロールを狂わせたところから始まり永井-矢田-牛之濱とつないでのゴール。
私の今年最初の投稿で書いたキーワード「ベテラン力」がまさに発揮されたゴールでした。
しかし15分、長谷川が浮田を倒したとの判定で長野が北九州Pエリアの右後ろから長野がFKを獲得、キッカーは古巣相手の加藤弘堅、弧を描くボールをゴール前ファーサイドGK田中が届かないマウスの外やや左の絶妙なところに上げそこに黒石が飛び込みヘディングシュート、長野早くも同点に追いつきます。
いや弘堅の正確なキックはよく知ってますよそりゃ、しかしあそこに蹴られたらどうしようもないという見事なゴールでした。
さらに28分左から三田がドリブルで上がりパスを受けた長野田中がファーサイドにクロス、山中が頭で折り返したところ浮田が至近距離からの強烈なシュート、これで長野2-1と逆転。
続く33分、山中のクロスを長野田中が頭で合わせて追加点、前半を長野3-1のリードで折り返しました。
後半に入って60分の北九州、右の杉山からのパスを中央エリアの少し後ろで受けた矢田がゴール前にボールを入れると永井が相手につぶされながら落としたところを若谷がシュート、これがゴール左隅に決まり3-2と追い上げます。
その後も追い上げムードの北九州は果敢に攻め立てほとんど長野陣内で試合が行われましたが、一歩及ばず、長野が逃げ切り勝利しました。
(なぜかエラーになってYoutubeの動画を貼れなくなっていますのでURLを載せておきます)
【公式】ハイライト:AC長野パルセイロvsギラヴァンツ北九州 明治安田J3リーグ 第11節 2024/4/27 (youtube.com)
今季これまで複数失点すら許さなかった堅守の北九州でしたが、この日の前半は歯車がかみ合わなかったか、それとも長野の強力な攻撃力に屈したのかあろうことかの3失点。
攻撃では今まで全得点が違う選手が1点ずつ挙げたもので高、永井のFW陣が量産することが望まれます。