名画トリミングvol.2 | 1cmの宇宙 ガラス作家のブログ

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作家:中田昌秀が編み出した、オリジナルの技法で作り上げたオンリーワンの作品たちです。

名画トリミングvol.2
大塚国際美術館の余韻が全然抜けないわけですが、その大きな要因になっているのが、エゴンシーレの絵との再会(大塚のは陶板だけど)だろう。大学の卒業旅行で4週間バックパッカーでヨーロッパを周遊した。ウィーンで出会ったのがエゴンシーレでした。もともとはクリムトを見に行ったんだけど、シーレの絵に衝撃を受けた。あの時(約20年前)の自分の心のどよめきは未だに覚えてる。—ところで日本の美術館は情報量が多い。音声ガイドを聴きながら、キャプションを読んでいると、もはや絵のパワーを感じるスイッチが入りにくくなる。研究者じゃないので、観る人は自分の好きな絵を見つけたり、好きな部分を抽出したり、自分なりの解釈で楽しんだり…それで良いのだと思う。
今回も好きな絵の好きな部分を抽出してみた。