カエルの楽園
永遠のゼロの作家で有名になった、百田尚樹さんの新作「カエルの楽園」を読みました。結構分かり易い内容、今の我が国の状況を風刺的に、カエルの世界を見立てて書き下ろしているものです。確かに、日本を取り巻く近隣情勢は時代のとともに緊張感が高まっているのも事実。小説ではかなり無理して似せている面があるものの、ソ連や中国など共産主義が徐々に蔓延してきた戦後間もない頃、シベリヤで抑留された日本兵の中に相手側に迎合して仲間を売る輩ががいましたよね。ここでいうデイブレイクというカエルみたいな厄介な存在ですが、国や家族をどう守っていくのか、スチームボードの存在がいなくなっとすれば…。