ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの最新作を読んでみました。

 

主人公はAIロボット。

子どものように純真無垢でありつつも、AIなので学びを得ていく。

その対象としてもっとも難しいのが人間の感情。

 

そして絵本や絵画のようにきれいな風景を切り取った情景描写。

 

 

AIの語り口で物語が淡々と進んでいきますが、面白くてあっという間に読み終えてしまいました。

とても心地の良い読後感。

 

 

感情を理解できているのか、理解できていないのか、そのこと自体を認識できているのか、中学入試の国語の問題としてはとても良い題材だろうなと読みながら感じました。

 

まあ、うちの子に読んでもらうにはまだまだ難しいとは思いますが、まずは小説から読書の面白さを、そして評論系からは知識を得ることの楽しさを早く感じ取ってもらいたいと思います。