またまた大波乱 ジョコビッチ フェデラーを降し自身初の全豪決勝進出 | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

またまた大波乱 ジョコビッチ フェデラーを降し自身初の全豪決勝進出

【1月25日 AFP】(記事更新、写真追加)テニス、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)・男子シングルス準決勝。大会第3シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦。ジョコビッチはセットカウント3-0(7-5、6-3、7-6)のストレートでフェデラーを降し、決勝進出を果たした。

 試合はフェデラーにブレークされながらも2度のボレーのミスを誘って第1セットを先取したジョコビッチが、続く第2セットもフェデラーからのプレッシャーを強烈なフォアハンドで対応して連取すると、迎えた第3セットはタイブレークまでもつれながらも最初のマッチポイントで決着をつけ、2時間28分に及んだ試合に決着をつけた。

 昨年の全仏オープン(French Open 2007)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2007)で準決勝まで勝ち進み、全米オープン(the US Open Tennis Championships 2007)では初の決勝進出を果たしながらも、フェデラーの前に敗れて準優勝に終わったジョコビッチは試合後、「驚いている。おそらくテニス史上最高の選手の1人であるフェデラーにストレートで勝つなんて、何とも言い表せない感覚だよ。この勝利はとても誇りに思う」と興奮気味に語った。

 過去3度の全豪優勝を飾っているフェデラーは、米国のピート・サンプラス(Pete Sampras)氏が持つ通算グランドスラム14勝に近づくことはできず、2005年の同大会準決勝でマラト・サフィン(Marat Safin、ロシア)に敗れて以降から続く全豪オープンでの連勝記録も19で止まり、グランドスラムタイトルでの準決勝敗退は2005年全仏オープン・準決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れて以来となった。

 その一方で今大会6試合全てを1セットも落とすことなく勝ち上がったジョコビッチは、ハードコートでの連勝を10に伸ばした。(c)AFP/Robert Smith