大麻騒動のフェルプスを擁護
【2月7日 AFP】サッカー元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)が、大麻を吸引しているように見える写真が掲載され、3か月の出場停止処分を受けた競泳のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)を擁護する構えを見せた。
2008年4月にリオデジャネイロのナイトクラブで女装した男性とのスキャンダルに巻き込まれているロナウドは、地元ブラジルの記者に対し、「五輪に出場し、自身のキャリアで獲得できるものをほとんど手にした彼が自分のしたことを認めたのだから、苦しめ続ける必要はない」と話し、過ちを認めた後はそっとしておくべきだとフェルプスを擁護した。
フェルプスは、1日付けの英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)で典型的な大麻吸引用のガラス製水キセルを使用している写真を掲載されたことで、批判を浴びせられている。
ロナウドは、「人々が新聞を買うのは、僕が優れた人間であったり、立派な人間だからではなく、W杯王者であり、多くのゴールを決めているからなんだ」と話し、ジャーナリストが発行部数増加のためにプライベートを嗅ぎ回りたがるということは、フェルプスがどれだけ世界的なスーパースターなのかを物語っているとしている。(c)AFP