エナン 2007WTA年間最優秀選手に選出される | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

エナン 2007WTA年間最優秀選手に選出される

【3月28日 AFP】女子テニス。ソニー・エリクソン・オープン2008(Sony Ericsson Open 2008)が開催されているクランドンパーク・テニスセンター(Crandon Park Tennis Center)で27日、2007年のWTAツアー・プレーヤー・アワード(2007 WTA Tour Player Awards)が開催され、WTA年間最優秀選手(Player of the Year)に世界ランク1位(2008年3月24日付)のジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)が選出された。

 2007年に見事な活躍を見せたエナンがWTA年間最優秀選手を獲得し、さらなる称号を手に入れた。

 2003年に続いて2度目の同賞獲得となったエナンは、出場した2007年シーズンのWTAツアー14戦で10勝を挙げ、ウインブルドン選手権2007(The Championships Wimbledon 2007)女子シングルス準決勝でマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)に敗れるまで25連勝を記録した。そしてウィンブルドンでは敗れたものの、全仏オープン・テニス2007(French Open 2007)と全米オープン・テニス2007(the US Open Tennis Championships 2007)を制し、グランドスラムの通算優勝回数を7に伸ばすとともに、年間獲得賞金500万ドル(約5億円)を手にした初の女性テニスプレーヤーとなった。

 また、モスト・インプルーブド・プレイヤーには21日まで開催されていたパシフィック・ライフ・オープン2008(Pacific Life Open 2008)で優勝したアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)が選出された。イワノビッチは2007年にWTAツアーで3勝を挙げており、全仏オープン・テニス2007ではエナンに敗れて優勝を逃したが、セルビア人として初めてグランドスラムのファイナリストとなった。

 カムバック賞(Comeback Player of the Year)は、2007年9月に第一子出産後3か月でコートに戻ってきたリンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport、米国)が受賞した。復帰後14試合に出場したダベンポートは13勝1敗の成績を残し、コモンウェルス・バンク・テニス・クラシック(Commonwealth Bank Tennis Classic)とベル・チャレンジ(Bell Challenge)で優勝を果たすなどWTAランキングを73位で終え、15年連続でトップ100入りを果たした。

 新人選手賞(Newcomer of the Year)にはアグネス・サバイ(Agnes Szavay、ハンガリー)が選出された。サバイはインテルナッツィオナリ・フェミニリ・ディ・パレルモ(nternazionali Femminili di Palermo)と2007中国オープン(2007 China Open)で優勝を果たし、世界ランキングを185位から20位にまでジャンプアップさせている。(c)AFP