伊達公子 12年ぶりの現役復帰を表明 | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

伊達公子 12年ぶりの現役復帰を表明

4月8日 AFP】女子テニス元世界ランク4位の伊達公子(Kimiko Date)が7日に東京都内で会見を行い、12年ぶりの現役復帰を表明した。

 37歳で現役に復帰する伊達は「違った形でテニスと向き合えるようになり、継続してプレーしたいと思うようになった。若手の刺激になりたい。私の実績を越える選手が出てきて欲しい」と語った。

 WTAツアー通算7勝を挙げ、グランドスラムでは通算3度の4強入りを果たしている伊達は、当面はWTAツアーに挑戦するのではなく、国内トーナメントに限定して出場する意向を明らかにしている。

 復帰理由について伊達は「引退した時はテニスのことが好きではなく、テニスとは少し距離を置いていた。今は『テニスは素晴らしい』と思えるようになった」と語っている。

 引退後はクリニックで子供たちにテニスを教えていた伊達は、3月に都内で開催されたエキシビジョンマッチで、共に元世界ランク1位のマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)とシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)に勝利している。

 1996年に現役引退を表明し、2001年にレーシングドライバーのミハエル・クルム(Michael Krumm)と結婚した伊達は「ブランクがどれだけ大きいかは理解している。体力と相談しながら経験を生かしていきたい」と語った。

 また、2007年にフォーミュラ・ニッポン(Formula Nippon)への5年ぶりの復帰を目指した同年齢の夫クルムについては「彼の影響は大きい。年齢は問題ではないことを教えてくれた。そういう意味では最強のサポーターかな」と語っている。

 4月末に開催される大会での復帰を予定している伊達は、11月に開催される全日本選手権への出場を視野に入れている。(c)AFP