イワノビッチ ハンチュコワを降し全豪決勝へ
【1月24日 AFP】(写真追加、記事更新)テニス、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)・女子シングルス準決勝。大会第4シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)は、大会第9シードのダニエラ・ハンチュコワ(Daniela Hantuchova、スロバキア)と対戦。イワノビッチはセットカウント2-1(0-6、6-3、6-4)でハンチュコワを降し、決勝進出を決めた。
雨により閉じられた屋根で湿った芝への対応に苦しみ、自身の武器でもあるサーブが不発に終わったため、僅か25分で第1セットを0-6で落としたイワノビッチだが、2ゲームを先取されて迎えた第2セットの第3ゲームでようやく本来の攻撃的なサーブを取り戻し、第2セットを6-3で制して試合の流れを変えると、第3セットではサービスエースを効果的に奪い、ハンチュコワとの苦しい戦いに終止符を打った。
決勝進出を果たしたイワノビッチは「楽な試合ではなく、彼女は手強い選手でした。序盤でショットが上手くいかず私が苛立っている中、彼女は平静を保ちいいプレーをしていたわ。私もそれを見て落ち着こうとしたけれどそれは簡単ではなく、時間を費やしてしまった」と2時間10分にも渡る試合を振り返った。
決勝では大会第5シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦する。(c)AFP