海外旅行者は必見！ 致死率100％の伝染病に気をつけよ！
そこで、海外旅行中の感染について海外旅行情報サイト『フォートラベル』の荻野さんにお話をうかがった。
また、世界中にはさまざまなウイルスが存在する。日本でできる予防接種があれば、ぜひ予防接種をしてから渡航していただきたいところ。厚生労働省検疫所『FORTH』にもさまざまな感染症の情報が掲載されている。
以下に、『FORTH』や精通者などの情報をもとに代表的な病気をいくつか並べてみた。致死率が約100％といわれるものもあるので、ぜひ、渡航地域にあわせて注意していただきたい。
B型肝炎
症状：嘔吐や右季肋部痛、上腹部膨満感、そして黄疸など。
致死率：劇症肝炎を発症した場合は約70％
備考：旅行者がいちばんかかるといわれている。予防接種やってる人もいちばん多い。
地域：インド、バングラデシュほか、途上国全域
狂犬病
症状：頭痛や発熱、倦怠感、そして錯乱や幻覚などの症状が出たうえで昏睡状態になることも。
致死率：約100％
備考：発症するとたぶんほぼ100％死ぬ。怖い。でも予防接種やってる人にはあったことがありません。
地域：タイ、インドほか、犬の予防接種が一般的に行われていない地域
破傷風
症状：開口障害や呼吸困難、重度の場合は呼吸筋のマヒにより窒息死の可能性も。
致死率：約30％
備考：予防接種は念のためでしょうね。旅行前にやってる人はそこそこいます。
地域：インド、バングラデシュほか
ダニ媒介性脳炎（中部ヨーロッパ脳炎ウイルス）
症状：インフルエンザ様の発熱・頭痛・筋肉痛が1週間程度。
致死率：約1～5％
備考：ダニに刺されると感染することがある。また、脳炎に感染した羊や山羊のミルクを飲むことで感染することもある。
地域：スウェーデン、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、ロシア西部ほか
黄熱病
症状：頭痛や発熱、嘔吐、結膜充血、黄疸、歯肉出血、子宮出血など。
致死率：？
備考：赤道付近の国で国境を越えるときたまに必要。アフリカとか。その地域に行けほぼタダで受けられるので、日本でやんなくてもいいかも。
地域：アフリカ、南米ほか
海外旅行者は必見！ 致死率100％の伝染病に気をつけよ！
年末年始は、海外へバカンスに向かう人たちで空港が埋めつくされる時期。..........≪続きを読む≫